親を責め続ける、家庭内暴力、自傷行為、ホスト通いに宿泊学習で回復実績多数有り。経験豊富なパーソナリティ障害の専門家が解決に貢献します。

今の生きづらさあなたのせいじゃない

今の生きづらさを作り出しているのは、ひょっとすると、幼少期に負った傷(心の傷)のせいかもしれません。 少期に負った心の傷は(例:虐待やいじめ等により傷つけられた体験は)、大人になった後も個人の深部で潜み(記憶体系として)、それが刺激される場合(人や環境)において強烈な心理的苦痛として現れることが、臨床的に確認されます。

  • あの人は自分のことをバカにしているのでは
  • 惨めな思いをさせられるのでは
  • 結局自分は誰からも認めてもらえない(愛されない)だろう。
  • 楽しめないのなら(上手くできないなら)、最初からしない。


私たちは、こうした苦痛から身を守るため、大きく3つの防衛手段を身につけているとされています。それらは、①闘う(fight)、②逃げる(flight)、③マヒする(freezeです(これらを3つのF反応とも呼びます)。

例えば、「あの人は自分のことをバカにしているのでは」「惨めな思いをさせられるのでは」と思えてしまうのは、ひょっとすると、幼少期に負った心の傷(ダメな自分、惨めな自分、傷ついた自分など)がうずき出している瞬間として、その影響に押しつぶされないよう必死に「闘っている・耐えている」(fight)姿を表しているのかもしれません。

或は「楽しめないのなら(上手くできないなら)、最初からしない」という反応は、古傷の痛みを怖れ、予測されるリスクの一切を「遠ざける・遮断すること」(flight)に心が捕らわれている状態なのかもしれません。

それともまた、「結局自分は誰からも認めてもらえない(愛されない)だろう」とあえて自分を卑下してしまうのは、そうでもしないと“つじつまが合わない” “抵抗したらもっと厄介な事になる”などの理由から、「手も足も出せない・固まるしかない」(freeze)という心の 状態に支配されているのかもしれません。

いずれにしても、こうした反応の起源は過去の体験にあり、幼少期に負った傷によって「ただそう思わされている」だけに過ぎないことが、少なくありません。

すると、自分の言動は、目の前の事実と離れたメッセージ(過去の苦しみ)を含むようになり、例えば、普段よりずっと幼いメッセージ(怒り、恐怖、悲しみ)を発していたり、或は、それに圧倒されないように逸脱した行動(自傷行為、危険行為)を現していたりするかもしれません。

このように、過去に負った傷は、当時の状況をはなれた現在の生活(人間関係)において引き継がれ、その苦しみ(メッセージ)が十分に受け止められる(癒される)ことを自分に求めてくるのです。つまり、そうした過去のメッセージ(苦しさ)が十分に理解されるまで、私たちはその苦しさを繰り返し体験することになるのです。

そこで、当センターでは、当事者の抱える生きづらさを過去の体験からひも解いて行きます。例えば、その背景にある「過去からのメッセージ」(本当はどう傷ついていたか、本当はどう満たされたかったか等)について、じっくりと語り合います。そして、過去からのメッセージをしっかりと受け止め、それを現在の生活において「どう満たし、生きて行きたいか」というテーマも一緒に考えます。

自分を苦しめてきた心の傷(=過去のメッセージ)に気づけると、それを満たしてあげる方法(心の使い方)も自然にみえてくるものです。さらに、自分との優しい接し方が実践できるようになると、これまでの苦しみが「自分自身のせいではなかった」「他者による直接的なせいでもなかった」ことについて気づけるようにもなり、もっとラクに目の前の人生を送ることができるようになります。

もしこうした支援ニーズを抱えながら、当ページをご覧いただいているのであれば、一度当センターまでお問合せください(但しお問合せは、ご家族の同意があることを前提とします)。

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