パーソナリティ障害支援において長い経験と豊富な能力を備えた臨床心理士、専属スタッフが家族の絆の再構築、本人の生きづらさの回復を支援します。

医療機関を、どう活用すればいい?

心の悩みや不調があっても、それを他の人に伝えるのは容易なことではありません。たとえ相手が専門家であっても、同じことでしょう。

そこで今回は、病院やクリニックなど、医療機関を利用する際、上手に利用するコツを2つほどご紹介します。

どんな専門サービスがあるか、まず把握しよう!

1つ目のコツは、その病院内に「どんな専門サービスがあるか把握する」ことです。

例えば、精神科医療(検査や診断、薬物治療など)に加えて、日常の不安や悩みについて相談できるサービスがあるかどうかを確認しておく点は重要です(心理カウンセラーや相談員など)。

なぜなら、複数の専門スタッフが協働する機関では、スタッフごとに割り振られる役割(担当)が割り異なるために、担当以外の対応を望んでも「対応してもらえない」「上手く伝わらない」といった事態(誤解)を生じやすくなるためです。

例えば、家族内の悩みや将来の不安を懸命に主治医に伝えているのに、「ちゃんと聴いてもらえない」「伝わってないように見える」の感覚を覚える場合は、他の担当スタッフ(心理カウンセラー)にその業務が割り振られている可能性があるかもしれません。

そういった場合は、まず「どんなサービスががあるか」を改めて把握することが大切で、もしカウンセラーがいるのであれば、主治医にカウンセリング利用の意見を尋ねてみてはいかがでしょう(ちなみにカウンセリングと薬物療法は互いの効果を高め合う利点もあります)。

一方、医師以外のスタッフが居ない場合では、その医師が「どこまでのサービス(ケア)をしてくれるか」を事前に確認しておくことが役に立ちます。

ひょっとしたら、カウンセリング的なケアもしてくれる医師である場合、個人的(日常的)な問題や悩みは安心して相談できることになるでしょうし、その逆に、そうした対応を意図してない医師に対しては、どれだけ個人的な悩みや問題を訴えても、「お薬の話し」に終えてしまうかもしません。

悩んでることを整理しよう!

次に使えるコツとしては、診察の前に「悩んでいることを整理しておく」というものです。

整理するといっても難しく考える必要はありません。具体的には、以下のようなステップを参考にできます。

  • 困っていることは「いくつあるか?」を数えます(単純に数えます)。
  • 困っていることがもし複数ある場合、「どの順番で重要か?」の優先順位をつけます(解決をより強く願う項目から順位をつけます)。
  • 優先順位をつけたリストを紙面に書き出して、診察時に持参する(そのまま渡してもOK)。

このリスト(相談リスト)は、その中身をより明確にできるほど、あなたのニーズを具体的に示すこととなり、医師や医療スタッフ側も、あなたのニーズに合ったケアや治療を選びやすくなります。つまり、両者の信頼関係の形成や合意に基づく治療プロセスをつくることにも役立つのです。

心の悩みや病気は、身体上病気や傷と違って、周囲からは見えにくいものです。そのため、いかに詳細にその情報を医療スタッフへ与えられるかは、治療効果を決める重要な課題となります。

ここで紹介したコツはその作業を助けるものです。是非、参考にしてください(医療現場の相談員であればこうした頭の中の整理は手伝ってくれるはずです)。

本文の内容に関心のある方は、厚労省のホームページ(「上手に治療を受ける」)もチェックしてみてください。

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