パーソナリティ障害の親や配偶者に与える心の影響って何?
パーソナリティ障害を抱える(生きる)ということは、それ自体が無力感を抱える経験であるとも言えます。
それは、この障害を「どう捉えたらいいか」「どう接して…どう受け止めたらいいか」などについて、その解答が見つからない、分からないという無力感が当事者(周囲の者を含む)の心を覆いつくしてしまうという意味です。
きっと、その状況では、「自分が悪いのかも…」との疑念にとらわれやすく、自分の中での「頑張っていること」「気を配っていること」などの部分には注意が向かないか、向いても確信が得られづらいでしょう。
でも、もしそうした気持ちの変化こそが、パーソナリティ障害の影響だとしたらどうでしょう?
思い通りにいかない事に、自分や相手を責めてしまうような感覚、その相手との関係に無力や絶望感を走らせてならない感覚など、それら全てがこの障害のつくりだす影響(対人関係に及ぼす影響)だとしたら、どうでしょう?
もう少し冷静な視点にたって、現状をみつめ直す知恵はいくつもあります。少なくとも私どもの経験は、そうした当事者の感覚が、必ずしもあなたや大切な人の「真実」を正しく表していないことを知っています。
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