娘の問題行動に困っている。浪費、ホスト通い、男性関係、仕事が続かない、家族への暴言や暴力。
親からすれば、「どうしてこんなことをするのだろう」と思うでしょう。
そして、こう考えてしまうことがあります。
「娘が自分で反省すればいい」「本人が気づけば変わる」「悪いのは娘なのだから、娘が何とかするべきだ」
確かに、本人が自分の問題に気づくことは大切です。
しかし、問題が何度も繰り返されているとき、娘本人だけに変化を求め続けることで、本当に家族は立て直せるのでしょうか。
JECセンターへ相談に来られるご家族の話を聞いていると、娘さんの行動について詳しく話される一方で、「親として自分たちはどう対応してきたのか」というところまで考えることが難しい場合があります。
娘さんを責めることは簡単です。
しかし、親が娘を心配するあまり先回りしてきたこと、失敗させないよう支えてきたこと、問題が起きるたびに尻拭いをしてきたこと。
それが結果として、娘さん自身が問題に向き合う機会を減らしていた可能性もあります。
もちろん、だからといって「親が娘を悪くした」という単純な話ではありません。
大切なのは、誰の責任かを決めることではなく、環境を変え、これまでの家族の関わり方を一度見直すことです。
娘さんだけを変えようとするのではなく、家族の関わり方や生活環境も含めて立て直していく。
それが、問題行動を繰り返す家族に必要な視点なのかもしれません。
「娘が変われば何とかなる」と思いながら、何年も同じ問題を繰り返していませんか。
「娘が嫌がったら、どうしますか?」
「娘に反対されても、それでも動けますか?」
「娘に嫌われることより、このままの状態を続ける方が怖いと思えますか?」
「誰かに決めてもらうのではなく、自分で決められますか?」
そのときは、娘さんだけではなく、家族全体を見直す時期なのかもしれません。
JECセンター独自のスタッフ「発達特性ライフコーディネーター」が入所中、発達特性を見極めるだけでなく、その特性をこれからの生活や社会生活にどう活かしていくかを、娘さんと一緒に考え、実践していきます。そして、娘さんだけではなく、ご家族との関わり方まで含め、一緒に立て直しを図っていきます。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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