
「SNSで知り合った人」
娘が親に話した友人とは、
インターネットを介した友人でした。
「娘はどうして簡単に信用してしまうのか」
20代の娘を持つ母親から、
こんな相談を受けることがあります。
SNSで知り合った男性から
「困っているから、お金を貸してほしい」
と言われるがままに貸してしまった。
「あなたにしか相談できない」
と言われれば、
個人情報まで教えてしまった。
いずれ娘は、
知らない人から商品を勧められても、
「悪い人じゃないから大丈夫」
と言って騙されてしまいそう。
母親が
「会ったこともない人でしょう」
「騙されているんじゃないの?」
と何度説明しても娘は納得しません。
むしろ、
「お母さんは人を疑いすぎ」
「この人はそんな人じゃない」
と反発することさえあります。
時代なのかとも思ったけれど、
危機感が消えない母親からの
切実な相談内容でした。

判断基準が違う可能性も
こうした問題の背景には、
発達特性が関係している場合があります。
もちろん、すべてがそうではありません。
しかし発達特性がある人の中には、
相手の言葉の裏にある意図を読むことや、
人との距離感を調整すること、
複数の情報を比較して判断することが
苦手な場合があります。
例えば、
「優しくしてくれた」
「毎日連絡をくれる」
「自分のことを分かってくれる」
という事実から、
「この人は信用できる人」
と判断してしまう。
ところが、
「優しくしてくれること」と
「信用できること」は、
必ずしも同じではありません。
相手が本当に困っているのか。
なぜ自分にお金を求めているのか。
なぜ個人情報を知りたがるのか。
断ったときに相手がどう反応するのか。
別の視点から人を見ることが難しいと、
「親切にしてくれた人」という
一つの印象で判断してしまうことがあります。
その結果、
お金を貸す。
高額な商品を買う。
個人情報を教える。
知らない場所へ会いに行く。
といった行動につながってしまいます。

親が言うだけでは変わらない
このとき親が一番困るのは、
娘に危険を説明しても
同じことを繰り返してしまうことです。
「前にも同じことがあったでしょう」
「知らない人を信用しちゃダメ」
そう言いたくなるのも当然です。
しかし本人にとっては、
「騙された」という経験だけでは、
次の相手を見抜く力が身につかない
ことがあります。
大切なのは、
「この人は信用できる?」
と判断させることだけではありません。
「お金を要求されたらどうするか」
「個人情報を聞かれたらどうするか」
「急に会おうと言われたらどうするか」
「断ったら怒られたときはどうするか」
というように、
具体的な場面ごとに
判断の仕方を身につけていくことです。

そして、そのためには
娘本人だけを変えようとするのではなく、
家族が娘の判断の特徴を理解し、
危険が起こりにくい環境を
一緒につくることも重要になります。
「どうして、そんな人を信じるの?」
と責めるだけでは、
親子の間の距離感が
さらに離れてしまうことがあります。
問題なのは、
娘が「人を信じること」
そのものではありません。
安心できる人間関係を築きながら、
危険な相手を見分ける力を
どう身につけていくか。
そこまで含めて考えることが、
成人した娘の生活を立て直すうえで
大切な支援になるのです。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。


JECセンター各種サポート

【総合効果】
8割のご家庭で娘さんの社会復帰や親子関係の回復を実感(当社比)
・心理宿泊休養…落ち着きを取り戻される
・心理カウンセリング&心理査定…原因を特定できる
・親子話し合いサポート…親子の行き違い、わだかまりを解消できる
・家族サポート(全員支援)…親の関わり方、姿勢が学べる
・対面相談支援(オンライン可)…不安から解放される
まずは無料相談をご活用ください。
Tel:0274-62-8826
受付時間9:00~20:00
メールでお問い合わせの場合
*担当者が確認次第ご返答
Mail:jec.mailcounseling@gmail.
↑こちらをクリック
①お問合せ者のお名前
②お住いの都道府県
③相談内容


