「何を言っても自分は悪くないと言い張る」
「人の親切まで悪意に受け取ってしまう」
「感謝どころか、不満ばかり言われる」
JECセンターには、
このようなお悩みを抱えた親御さんから
数多くのご相談が寄せられます。
娘さんの問題行動が長期間続くと、
「性格だから仕方ない」
「育て方が悪かったのでは」
と考えてしまう親御さんも少なくありません。
しかし、実際には
“本人の考え方のクセ”や
“物事の受け止め方(認知の偏り)”が
大きく影響しているケースもあります。
JECセンターでは、25年以上にわたり
パーソナリティ障害を中心とした
臨床研究と支援を続けてきました。
その経験から感じるのは、
「問題行動」だけを見るのではなく、
その背景に必ず存在する
思考の特徴を理解することが、
親子関係を立て直す意味で
大きな効果があるということです。
そこで今回は、
親御さんから相談の多い
娘さんの特徴について解説します。

自分の非を絶対に認めない娘
娘さんは、
「私は悪くないでしょ」
「全部あなた方(親)のせい」
「周りが全部おかしい」
と主張し続けていませんか?
一般的な人であれば、
“自分にも多少なりとも非がある”
ということを認められる場面でも、
このような傾向を持つ娘さんは、
自分の犯してしまった失敗や
責任を受け入れることを
非常に苦痛に感じてしまいます。
そのため、
・言い訳を繰り返す
・話をすり替える
・責任を他人へ向ける
といった反応が目立つようになります。
これは自己愛性、妄想性、
境界性パーソナリティ障害などに
よく見られる傾向です。
単なる「頑固」では説明できず、
こうした傾向が自分を守るための
強い防衛反応である場合があります。

親切にされても「裏がある」と受け取る
親が心配して、
「病院へ行こう」
「生活を立て直そう」
「困ったら相談して」
と声を掛けても、
「私を支配(監視)したいだけ」
「どうせ私を否定するんでしょ」
と受け取ってしまう娘さんもいます。
これは妄想性パーソナリティ障害に
よく見られる傾向です。
本人の中では大真面目に、
“事実としてそう見えている”
ということも少なくありません。
善意よりも悪意を先に探してしまうため、
人間関係が長続きしにくく、
親子関係も悪循環に陥りやすくなります。

自分に都合の良い情報しか信じない
親御さんがどれだけ事実を説明しても、
「ネットでは違うって書いてある」
「友達はそんなことないって言ってた」
などといった具合に、
自分に都合の良い情報だけを集め、
それ以外は全て否定してしまうことがあります。
これは心理学の世界では
「確証バイアス」と呼ばれる認知の偏りです。
パーソナリティ障害全般に見られる傾向で、
“その偏りが非常に強固になりやすい”
と言われています。
本人は客観的に判断しているつもりでも、
「自分の考えを裏付ける情報」しか
目に入らなくなっていることがあります。

感謝よりも「足りない」が先に浮かぶ
親が生活費を出しても、
病院へ付き添っても、
借金を返済してあげても、
「ありがとう」ではなく、
「もっとやってくれてもいい」
という反応になってしまう娘さんもいます。
何かをしてもらえば、
それは当然。
してもらえなければ、
不満。
このような状態では、
親御さんは
「何をしても報われない」と
疲れ切ってしまいます。
これは自己愛性パーソナリティ障害に
よく見られる傾向で、
“当然受けるべきもの”という
特権意識が強い場合が考えられます。

自分には甘く、人には厳しい
・自分は約束を破る。
・自分は嘘をつく。
・自分は借金をする。
それでも、
「親なんだからして当たり前」
「周囲は私に配慮すべき」と
他人に非常に高い基準を求める娘さんもいます。
これは自己愛性や、
強迫性パーソナリティ障害に見られる傾向で、
本人にはその矛盾がほとんど
自覚できていないことも珍しくありません。
そのため、話し合いが平行線になり、
「何を言っても通じない」
と親御さんが感じやすくなります。

不満や被害の話が何時間も止まらない
相談の中でも比較的多いのが、
一度不満を話し始めると
何時間でも続くケースです。
これは妄想性、自己愛性、
境界性パーソナリティ障害に多く見られ、
職場、学校、友達、親、
病院、行政、社会のルール…。
延々と同じ話が続いたり、
次々と自分の被害について語られます。
もちろん、本当に
傷つく経験をしてきた娘さんもいます。
しかし、その出来事を何度も反すうし、
「自分は常に被害者である」
という考え方が固定化してしまうと、
新しい人間関係を築くことが
非常に難しくなっていきます。

一つの診断名だけでは説明できないことも多い
ここまで紹介した特徴は主に、
・境界性パーソナリティ障害
・自己愛性パーソナリティ障害
・妄想性パーソナリティ障害
などでみられる傾向をまとめています。
ただし、実際の臨床では、
一人の娘さんに複数の特徴が
重なって表れていることも少なくありません。
そのため、「この症状だから○○障害」と
単純に判断できるものではありません。
大切なのは診断名ではなく、
その娘さんがどのような認知の偏りや
対人関係の特徴を持ち、
なぜ同じ問題を繰り返してしまうのかを
理解しようとする周囲の姿勢です。

「性格だから」と諦める前にご相談ください
家庭内暴力、自傷行為、ホスト通い、
風俗勤務、借金、親子の断絶など、
親御さんから見れば
一見ばらばらに見える問題でも、
その背景には共通する思考や
認知の偏りが隠れていることがあります。
JECセンターでは25年以上にわたり、
パーソナリティ障害を専門とした
臨床研究と支援を積み重ねてきました。
娘さんだけを変えようとするのではなく、
親御さんにも現在の状況や
娘さんの心理を丁寧にお伝えしながら、
親子の話し合いや体験入所などを通じて、
本人が納得できる形で
回復への道筋を一緒に考えていきます。
「うちの娘にも当てはまるかもしれない」
そう感じられた親御さんは、
一人で抱え込まず、
お早めにJECセンターへご相談ください。
早い段階で対応を始めることが、
親御さんの負担を軽くし、
娘さんが生活を立て直すための
きっかけにつながる場合があります。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。


JECセンター各種サポート

【総合効果】
8割のご家庭で娘さんの社会復帰や親子関係の回復を実感(当社比)
・心理宿泊休養…落ち着きを取り戻される
・心理カウンセリング&心理査定…原因を特定できる
・親子話し合いサポート…親子の行き違い、わだかまりを解消できる
・家族サポート…親の関わり方、姿勢が学べる
・相談支援(オンライン可)…不安から解放される
・再生医療後不安への心理ケアなど…状況に応じたケアが受けられる
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