パーソナリティ障害の親の会を、どう利用したらよい?

 

数十年前と比べて、パーソナリティ障害者をとりまく支援の環境は徐々に増えています。その影響は、本人はもちろん、その家族を支援しようとする民間団体(NPO法人、当事者会など)も現れており、インターネット上でそうした情報を得ることができます。

とは言え、各団体やグループには、それぞれの主旨や対象者(主に境界性パーソナリティ障害)が限定さている場合もあり、すべてのパーソナリティ障害者(家族)のニーズに応じられるかどうかは不明です。

大切なことは、「自分の悩みを分かってもらえる」「このグループなら気持ちを語ってもいい」などの感覚で参加できることであり、その感覚を尊重してくれるグループの存在が望まれます。