母「そこまで言うならもう知りません!」

娘「では好きにさせていただきます」

これはJECセンターの支援現場で

よく目にされる親子のやりとりです。

専門支援が受けられる宿泊型施設と聞き、

苦労して娘さんを入所させた親御さん。

必死の話し合いの末に本人の同意も得て、

やっとの思いで娘さんのケアがスタート。

しかし、1ヶ月も経たない内から、

「問題なく過ごせているそうですね」

「本人も反省できたのでしょうか」

「やっと安心することができました」

このような声をいただきます。

もちろん、本当に心境が変化し、

そのまま回復へ向かう娘さんもいます。

しかし一方で、

ホスト通い、風俗勤務、パパ活、

メンズエステ、ガールズバー、

メン地下、メンコンなどに

強く依存していた娘さんほど

「早く施設を出たい」気持ちが強く

計画的に周囲へ働きかけるケース

珍しくありません。

本人は「反省した自分」を演じ、

親はその言葉を信じたくなります。

ところが、その展開自体が娘さんの

想定どおりになっているのです。

そのため、支援する大人たちは

そうした娘さんの思惑を見抜き、

一貫した態度で接する必要があります。

 

 

娘は「親の動かし方」をよく知っている

長年一緒に生活してきた娘さんは、

親御さんの性格や反応をよく理解しています。

例えば、

「泣けば母は折れる」

「父は怒ると勢いで判断する」

「かわいそうだと思わせれば勝ち」

こうしたことを、

意識的であれ無意識であれ

学習している娘さんは少なくありません。

もちろん、これは

「悪知恵が働く」という

単純な話ではありません。

依存状態にある人は、

「依存対象のもとへ戻りたい」

という気持ちが非常に強くなります。

そのため、

「どうすれば早く出られるか」

ということを中心に考え、

言葉や態度を選ぶことがあります。

 

もちろん、JECセンターでは

入所される前の段階から、

このような心理が起こり得ることを

親御さんへ丁寧にご説明しています。

それでも、実際には

多くの親御さんが心を動かされ、

娘さんの意のままに動いてしまいます。

これはなぜでしょうか。

それは、「親だから」です。

「娘が苦しんでいるのではないか」

「こんなこと間違っているのではないか」

「施設が厳しすぎるのではないか」

そう考えてしまうのは、

親として自然な感情です。

つまり、親御さんは

騙され操られているわけではありません。

娘さんを助けたいという愛情が強く、

冷静な判断より先に動いてしまうのです。

 

 

「これまでの娘」を思い出してください

施設へ入所する前までの間、

親御さんは何を経験してきたでしょうか。

「今度こそホストは卒業する」

「借金は必ず努力して返す」

「風俗は言われた通り辞める」

「昼の仕事を見つけて頑張る」

そう言われて信じたものの、

再び同じ問題が繰り返されてきた…。

そんな経験はありませんでしたか?

もし何度も同じことが続いてきたのであれば、

いくら専門施設へ入所させられたとしても、

ほんの数日や数週間程度で

それまでの考え方や行動パターンが

大きく変わるとは考えにくいものです。

最も大切なことは、

その瞬間の言葉を鵜呑みにしないこと。

これまで積み重ねてきた

現実全体を見て判断することです。

 

 

スタッフと親が意見を曲げないことが回復への近道

依存状態にある娘さんは、

親とスタッフの間に意見の違いが生まれると、

その隙を利用しようとすることがあります。

スタッフには

「親がもう帰っていいと言っている」

親には

「スタッフに問題があるから帰らせろ」

といった具合に状況を利用し、

言葉巧みに操作するケースもあります。

だからこそ重要なのは、

「誰の言葉が正しいか」といった

犯人捜しをすることではありません。

親御さんとスタッフは情報共有しています。

落ち着き、一貫した姿勢を保てるはずです。

娘さんが一時的に不満を表したとしても、

「そうだったんだね」と、

耳を傾けてあげるだけで十分です。

大人が一度決めた意見を曲げないことは、

親の自分本位や、意固地などではありません。

むしろ、依存に振り回される娘さんを

救い出すためには必要な土台となります。

娘さんの涙を見れば、

心が揺れるのは親として当然です。

「私の判断が間違っていないだろうか」

そう悩まない親御さんはいません。

だからこそJECセンターでは、

娘さんだけでなく、

親御さんと情報を共有しながら、

一緒に考え、判断を重ねていきます。

娘さんの言葉を頭ごなしに否定せず、

その背景にある

心理や依存の特徴を踏まえながら、

「今、何が本人に本当に必要なのか」を

一緒に考えていくことを大切にしています。

もし今、娘さんの言葉の真意が分からず

苦しんでおられるのであれば、

一人で結論を出そうとなさらずに、

ぜひ専門家の意見を伺ってください。

親御さんがブレない心を持つことが、

娘さんが回復し、立ち直るための、

何より心強い後ろ盾となってくれます。

 

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。

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【総合効果】

8割のご家庭で娘さんの社会復帰や親子関係の回復を実感(当社比)

心理宿泊休養…落ち着きを取り戻される

心理カウンセリング&心理査定…原因を特定できる

親子話し合いサポート…親子の行き違い、わだかまりを解消できる

家族サポート…親の関わり方、姿勢が学べる

相談支援(オンライン可)…不安から解放される

再生医療後不安への心理ケアなど…状況に応じたケアが受けられる

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