「ChatGPTが言ったから」

最近のニュースを見て、多くの方が

危機感を覚えたのではないでしょうか。

東京・八王子市で起きた今回の事件では、

少女らが男子高校生に暴行を加え、

15万円を恐喝したと報じられています。

その金額の根拠として、

ChatGPTに相談した結果

「示談金は最低15万円」

という回答があったとされています。

しかし、冷静に考えてみる必要があります。

本当に問題なのは、

ChatGPTの回答でしょうか?

 

 

AIは責任を取らない

ChatGPTのような生成AIは、

人間のように善悪などを

判断できているわけではありません。

ただ“入力された文章”に対して、

過去の膨大な情報をもとに

「回答」を作り出しているだけです。

たとえば、

「家族の性被害の示談金は?」

と聞けば、

過去の判例や記事などに基づき、

一般論として金額を提示してくれます。

しかし、その情報が目の前の出来事と

合致するかどうかまでは判断していません。

つまりAIは、

「その情報をどう使うのか」

について責任を持たないのです。

今回の事件でも、ChatGPTは

「15万円請求しても問題ない」

という意味で回答していません。

それを恐喝の材料として利用したのは、

あくまで相談者(人間)の判断であり、

責任の所在は相談者にあります。

 

 

なぜ若者はAIの答えを鵜呑みにするのか?

親御さんの中には、

「そんなものを真に受けるなんて」

と思われる方もいるでしょう。

しかし現代の若者は、

わからないことはまずネットで調べます。

そして最近はさらに一歩進み、

“Google検索より先にAIへ相談する”

という行動も珍しくありません。

AIは断定的な文章で回答することが多く、

しかも会話形式で返してくれます。

そのため、

「AIが言ったから間違いない」

「調べたから間違いない情報だ」

「だから自分は間違っていない」

という思考に陥りやすいのです。

これは他の依存心理とも似ています。

本来なら自分で考えるべきことを、

誰かに判断してもらう。

そして、その判断に従うことで

責任から逃れようとする。

そのような心理構造が

背景に存在することがあります。

 

 

「AI依存」の怖さは判断を委ねること

JECセンターでも、

「SNSで見たから正しい」

「インフルエンサーが言っていた」

「AIがそう答えた」

という、娘さんの何の疑いもない言葉を

ときどき耳にすることがあります。

しかし問題なのは、

情報そのものではありません。

自分の頭で考えることを

やめてしまうことです。

例えばホスト依存の娘さんも、

「担当が良いって言ったから」

という理由で売掛を重ねることがあります。

メン地下やメンコンに依存する娘さんも、

「推しがお願いしてきたから」

という理由で無理な出費を続けます。

今回の事件では、

「AIが言っていたから」

に置き換わっただけなのかもしれません。

依存の対象が変わっても、

自分で判断する力を失う

という恐ろしい本質は同じなのです。

 

 

親が教えるべきことは変わらない

最近のAI関連の若者のニュースを見て、

「生成AIはまだまだ危険なものだ」

と考える方もいるでしょう。

しかしAIそのものが暴行や

恐喝をしたわけではありません。

包丁が料理にも使われるように、

自動車が人を便利にしてくれるように、

反面、事故を起こすこともあるように、

AIも道具ですから、使い方次第です。

むしろ親御さんが意識したいのは、

「ネットの情報を鵜呑みにしない」

「困ったときは大人に相談する」

「どんな理由でも暴力で解決しない」

という基本的な価値観倫理観

しっかりと伝えてあげることです。

技術はどんどん進歩していきます。

AIもこれからさらに発展し、

今と違った状況になるかもしれません。

しかし、人として、

何が正しいかを考える力の大切さは、

これからもずっと変わりません。

もし娘さんがAIやSNSの情報ばかりを信じ、

親や家族の言葉が届かなくなっているなら、

それは単なる情報の問題ではなく、

親子関係や自己肯定感の問題が

背景に隠れていることもあります。

JECセンターでは、

ホスト依存や風俗問題だけでなく、

SNS依存や対人依存、

家庭内暴力など、

若者が判断力を失ってしまう背景について

親御さんと一緒に考える支援を行っています。

「娘が何を考えているのかわからない」

「AIの情報ばかり信じてしまう」

そんな不安を感じている親御さんは、

一人で抱え込まずにご相談ください。

 

 

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。

JECセンター各種サポート

【総合効果】

8割のご家庭で娘さんの社会復帰や親子関係の回復を実感(当社比)

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