
娘が食べなくなった。
理由は「アイドル体重」を維持するため。
育ち盛りに食べることを拒み続ける。
食事の話をすると怒り出したり、
家族の言葉を受け付けなくなったりする。
そんな娘を前に、
どう接すればよいのかわからず、
悩んでいるご家族もいるのではないでしょうか。
摂食障害は、単に食事の問題だけではありません。
本人の性格や人間関係、
感情のコントロールの難しさなど、
さまざまな要因が関係していることがあります。

パーソナリティ特性が関係している可能性
自分の考えを曲げられない。
周囲の言葉を否定や攻撃として受け取る。
気持ちが不安定になると、
食事や体重へのこだわりが強くなる。
こうした様子が見られる場合、
パーソナリティ特性などが
関係している可能性も考えられます。
もちろん、摂食障害の原因を
パーソナリティ特性だけで
説明することはできません。
大切なのは、食べるように説得することだけで
問題を解決しようとしないことです。
本人が苦しんでいる背景や、
家族との関わり方、生活環境まで含めて、
何が起きているのかを考える必要があります。
また、体重の急激な減少や脱水などは、
命に関わることもあります。
身体の状態を確認するため、
医療機関への受診や専門的な治療を
優先しなければならない場合もあります。

娘が変わるのを待たない
家族は娘の身体を心配し、
何とか食べてもらおうとします。
しかし、心配して声をかけるほど反発され、
食事のたびに親子の衝突が起きてしまう。
親は何も言えなくなり、
娘の様子を見守るしかなくなる。
そうしている間にも、
家族の疲労や不安は大きくなっていきます。
ここで考えていただきたいのは、
娘が変わることだけを
解決の条件にしていないか、ということです。
娘本人が支援を拒んでいる場合でも、
家族にできることが
すべてなくなったわけではありません。
まず家族が相談し、
娘との関わり方や生活環境を見直す。
家族だけでは難しいことを、
第三者の専門的な支援につなげていく。
本人が自ら問題に気づくまで待つ以外にも、
家族から始められる方法はあります。

家族は先に動く。その選択肢として
JECセンターは、
娘本人への働きかけだけでなく、
家族の問題を立て直すことを
基本方針としています。
パーソナリティ特性や発達特性などを踏まえ、
本人と家族の関係、生活環境、
繰り返される問題行動に目を向けます。
必要に応じて、家族への相談支援に加え、
宿泊生活を通した心理的支援や
環境の変化を組み合わせていきます。
摂食障害については、
身体の安全を確保し、
医療的な対応が必要な場合には
医療機関との連携を大切にすることが前提です。
そのうえで、家族だけでは変えられない状況を、
家族以外の専門的な支援によって
変えていく方法を検討します。
娘が変わることを諦めるのではありません。
娘が変われる可能性を守るために、
家族が先に動くのです。
もし今、娘の摂食障害や
パーソナリティ特性を背景とした問題に悩み、
家族として一歩動く準備を
始めたいと思っているなら、
専門支援という選択肢があります。
「変わる準備ができている」
そんなご家族へ、ぜひご相談ください。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。


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