パーソナリティ障害者の望むものとは?

 

パーソナリティ障害者の望むものとは、結局のところ、「安心や安全」「認めて欲しい」「わかって欲しい」「絶対に見離さないで欲しい」とう要素になるかと思われます。それは、パーソナリティ障害者が、そうした深い部分の苦しみや混乱を抱えていることの表れであり、そのケアを本当は求めているからではないかと思われます。

とくに、「認めて欲しい、わかって欲しい」の部分としては、ご本人の中で自分なりに頑張っている部分を認めて欲しいとの欲求があるように感じられます。この「自分なりに」という部分は、ご本人と腹を割って話さないと見えてこない部分であるので、パーソナリティ障害臨床のコツはここにあると私どもは学んでいます。

ご本人なりに頑張っていることを支援者が共有できるなら、その支援過程は、ずっとラクに、そしてスムーズに変わることを日々の臨床経験より学びます。