皆さん、こんにちは。

前回の『運動や筋トレが「うつ症状」を軽減するって本当?』の記事にちなんで、当センターで実施しているスポーツセラピーの特色と、携わっているスタッフの紹介をして参ります。

ベテラン指導者の下で行われるセラピー

当センターでは、「テニスセラピー」「体育館運動セラピー」「ダンスセラピー」など、複数のスポーツセラピーを実施しておりますが、それぞれのセラピーには、スポーツ療法家であり、メンタルケアセラピストとして10年以上も彼ら(研修生たち)を指導してきた「佐藤 靖人(さとう やすひと)」スタッフが主軸となり、補助スタッフと共にセラピーの現場で様々な指導をしてくれています。

そんな靖人スタッフから、スポーツセラピーに込めた思いを伺いたいと思います。

靖人スタッフからのコメント

『スポーツでは、皆様が楽しく、思い切り身体を動かしてリフレッシュしてもらいたいと思っています。

中には、「運動が苦手」「難しい」という声も良く聞きます。

しかし、やってみると「楽しかった」「良かった」という思いになってもらえました。

それは、皆様の中で「恥をかきたくない」「失敗したくない」という思いの表れの一つと考えています。

その思いが少しでも小さくなれば、回復の第一歩となってくれると信じています。』

スポーツセラピーの魅力

スポーツセラピーの中で思い切り身体を動かしても、ムリをさせず、ケガをしないようケアをしてくれたり、参加しやすい雰囲気づくりをしてくれているのも、靖人スタッフの存在が大きいです。

セラピー外の時間においても、靖人スタッフは常に研修生たちの身近にあり、時には良き相談相手であったり、楽しく会話できるお兄さんであったりと、彼らにとって欠かせない存在となっていることも、彼らとの間に信頼と安心を築き上げるための一因になっていると思われます。

そして、そのような環境下でセラピーに参加する彼らは、普段見せないような内面的で潜在的な姿を垣間見せてくれますが、これは、「人は安心感を得られると、本来の自分をさらけ出すことが出来る」ということの実体験に他なりません。

このような体験を経て、彼らの心身は健やかに成長していくのです。