皆さん、こんにちは。

今回はパーソナリティ障害支援センターの体験者の言葉をご紹介させていただきます。

体験者の言葉「気づき」

『パーソナリティ障害のカウンセリング(語り合い)をたくさん行ってきたことで、親にも限界があることや、親なりにベストを尽くしていることが分かりました。
以前は、「不十分な親」、「迷惑な親」、「親として失格」といった面ばかりを見ていた。
でも、そういう視点があることに気づくと、親に求めすぎている自分が居ることがわかってきたり、そうすることでかえって自分がつらくなること(怒りや無力感が強まる)、さらには人間関係(社会とのつながり)を面倒に感じる原因になることもわかってきた。

本当は親に自分の事を「もっと認めてもらいたかった」。
でも、その感情を我慢して、親に対してイライラしていた。

カウンセリングが進むと、イライラの背景には、今の自分が認められないことに苛立っている自分が居ることに気づいた。

特に、それが「嫌になる」とき、自分は親に八つ当たりしやすいことも理解してきた。

今は、もっと自分の事を大切にしたいと思っている。
弱い部分や正直な気持ちをありのまま認めてあげたい。

そう思えるようになったら、自分の親を受け入れてみようと思えるようになった。』

 

(家族)に対する苛立ち、恨みなどの不満は、当事者である親御さんにとって非常に扱いづらいものであり、独力での対応には限界があります。

また、通常の精神科治療(薬物治療)ではパーソナリティ障害の専門治療を扱ってもらえない事が多いでしょう。

パーソナリティ障害支援センターでは、こうしたお子さんの心の問題の改善をサポートします。

親に対する不満と期待を抱えて揺れ動いているお子さんの気持ちと向き合います。

きっと、お子さんの中には『自分を認めてほしい』『もっと自分を認められるようになりたい』などの思いを強く抱いていることでしょう。

もし、こうした支援を求められているのであれば、パーソナリティ障害支援センターでは体験入居なども行っておりますので、ぜひご検討なさってください。