インターネットの情報やブログ記事を、どう利用すればいい?
昨今は、インターネット上でパーソナリティ障害の色んな情報を得ることができます。
例えば、障害についての基礎的な知識をはじめ、治療の進め方や実証的な研究データ、当事者の会の情報など、20年前(当センターの設立時)には無かった情報が、たくさん紹介されているように思います。
ですが、当事者にとって、「本当に役立つ」と感じる情報はまだ多くないと感じますが、いかがでしょう。
色んな情報に触れる際、一番大切なことは、「自分の心に入ってくる」「冷静な気づきにつながる」「安心感が得られる」などの点ではないかと当センターは考えます。
こうした感覚は、非常に基礎(原始的)な要素ですが、当事者にとってことさら切実なポイント(願い)になるはずです。支援機関を探す時も、こういう感覚を大切にしていただきたく思います。
その感覚を得られる支援機関であれば、きっと充実したサポートになるはずです。