パーソナリティ障害者にどう接すればいい?

 

パーソナリティ障害者としてではなく、生きづらさのある人として、の実情(気持ち等)に寄り添っていただければと思います。

ネット上では、対応上のコツとして「~してはダメ」「~したらいい」という情報が紹介されていますが、そうした定式化した助言には限界があります。

パーソナリティ障害者の基本的な対応は、ご本人の生きづらさを理解することであり、それを目安に接する事と言えるでしょう。

とは言え、その生きづらさを理解してあげること自体が容易ではないと感じるご家族も多いでしょうし、むしろ、その仕方に迷われている方も多い様です。

そこで、活用していただきたいのが、カウンセラーさんの力(~との協働作業)です。カウンセラーさんは、その人の深い部分(生きづらさ)を理解するのに努めているので、この辺りの理解を深める上で、頼りになる存在です(もちろん守秘義務に触れない情報に限られますが)。

お子さんやご本人への接し方に悩まれている方は、臨床心理士や公認心理師などの心の専門家(この資格に限る訳ではありませんが)に相談してみてはいかがでしょう。