娘がホストに通っている。
風俗で働いている。
そんなことを知ったとき、
多くの親御さんは、
やめさせる方法を考えます。
そこでやってしまいがちなことが、
厳しく叱る、注意することです。
けれども、実際には、
親に「やめなさい」と言われて
やめる娘さんはほぼいません。
嘘をついて、親に隠してでも
裏で続けてしまうだけです。
ここで大事なことは、
“親だけで判断しない”ことです。
娘を守りたい。
でも、娘には嫌われたくない。
この気持ちがぶつかったとき、
親は動けなくなってしまいます。
しかし、娘の人生を立て直すことと
娘に嫌われない親で居続けることは
両立しにくいものです。
そこでどうすることが正解かは、
親だけでは判断しにくいからです。

「敵になりたくない」が親を動けなくする
娘がホスト通いをやめない。
風俗の仕事を続けている。
そのような状況になったとしても、
本人の気持ちを無視して、
親が強制することは難しいです。
ただ、
「娘が嫌がるから何もしない」
というのは、話が別です。
例えば親が、
「カウンセリングでもしてみない?」
と提案しただけでも、
娘から、
「余計なことしないで」
「私のことを病気だと思ってるの?」
「そんなところに行く必要なんてない」
と言われることがあります。
その言葉を聞いた親は、
「やっぱり本人が嫌がるなら無理か」
と引いてしまう。
そして、
相談することをやめる。
支援を探すこともやめる。
娘の機嫌を損ねないようにする。
いつの間にか親の関心が、
「娘をどうすれば立て直せるか」
ではなく、
「嫌われないためにどうすべきか」
へ変わってしまいます。
ここは、親御さんに
一度考え直してほしいところです。
親子関係を壊さないことは
もちろん大切です。
しかし、
娘に嫌われないことと
娘を守ることが
いつも同じ方向を向くとは限りません。
大切な娘を守るために、
親が動かなければならない
厳しい現実もあります。

嫌われるは一時、助けるは一生
支援につなげようとすると、
娘さんに反発されることは普通です。
「親が勝手に相談して話を進めた」
「私を施設に入れようとしている」
「私のことを何も分かっていない」
そう言われるかもしれません。
そのとき親は、
「娘との関係が悪くなってしまう」
と怖くなるでしょう。
しかし娘に嫌われてしまうのは、
長い人生の中でほんのひと時です。
そして今、親の為すべきことは
娘の生涯に渡り影響する行動です。
「嫌われたくないから何もしない」
という選択を続けることは、
娘を、親子を不幸にしてしまいます。
親が本当に考えなければならないのは、
「今、娘にどう思われているか」
だけではありません。
ただ、親が娘の人生を
すべて決める必要はありません。
「もう自分には何もできない」
と手を引く必要もありません。
専門家に相談する。
情報を集める。
娘の支援をお願いしてみる。
親だけで抱え込まず、
今の家庭で何が起きているのかを
客観的に判断してもらうことが、
親が娘を守るためにできる行動です。

娘の気持ちと問題行動は分けて考える
なぜホストに通い続けているのか。
なぜその世界から離れようとしないのか。
なぜ親に本当のことを話さないのか。
なぜお金が必要なのか。
なぜ親よりホストを信頼するのか。
こうした部分まで見なければ、
娘さんの身に起きている
本当の状態を理解することができません。
また、娘が嘘をつくようになったときも、
「嘘をつく悪い娘」
とだけ考えないことが大切です。
親から怒られるのが怖い。
心配をかけたくない。
本当のことを話したら、
自分を全否定されるのが怖い。
やっと見つけた居場所を失いたくない。
そうした気持ちから、
娘が嘘で隠すようになることもあります。
だからといって、
嘘を許せばいいという話ではありません。
大切なのは、
「娘が嘘をついている」という事実と、
「打ち明けられない理由」という問題を、
分けて考えることです。

娘を守るための関わりを続ける
親一人で判断し続ける必要はありません。
「娘を守りたい気持ちはある」
「でも、その方法がわからない」
そこまで悩んでいるのであれば、
専門家を頼ることも大切です。
JECセンターに相談される親御さんは、
「娘を入所させた方がいいでしょうか」
「親は今どう動くべきでしょうか」
「娘に嫌われたらどうしよう」
そうした迷いを抱えながら、
相談に来られる方がほとんどです。
そして、全ての親御さんに
共通して言えるアドバイスがあります。
それは“娘を守るための関わり”をやめないこと。
一切関わらない見守りの姿勢に徹した瞬間から、
それは娘の問題を許容したことになります。
そうならないためには、
私たちのような専門家と一緒に
あらゆる可能性、対処法を探ってみてください。
娘を守るためには、
広い視野と、知識が必要です。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。


JECセンター各種サポート

【総合効果】
8割のご家庭で娘さんの社会復帰や親子関係の回復を実感(当社比)
・心理宿泊休養…落ち着きを取り戻される
・心理カウンセリング&心理査定…原因を特定できる
・親子話し合いサポート…親子の行き違い、わだかまりを解消できる
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