・理解できない娘、募る見えない不安
毎日のように繰り返されるお金の無心、娘の暴れるような態度に、親としてどう向き合っていいのかわからない。
「なんでこんなことになるの?」「どうして話を聞いてくれないの?」「お金はあげない」
一生懸命に言葉を尽くし、娘を説得しようとしても、返ってくるのは拒絶や攻撃、暴言、暴力ばかり。
親として、自分が何か間違っているのだろうかと何度も自問しました。
しかし、どう考えても娘が取る行動には理解できないことばかり。
ただ、ひとつだけわかるのは―― このままではいけない ということ。
でも、何をすればいいのかがわからない。
頭では冷静に話し合うことが必要だとわかっていても、娘はそれを聞こうともしない。
「何もかもが嫌だ!」「こうなったのはお前のせいだ」と叫ぶように部屋へ閉じこもり、時には物を壊して感情をぶつけてくる。
そんな日々に、親としての限界を感じずにはいられなかった。
・正論での説得は逆効果…本当に伝えるべきことは?
娘のためを思って言った言葉が、まるで火に油を注ぐように反発を生む。
「ちゃんとしなさい」「どうして言うことを聞かないの?」と、一般論や正論で叱ってしまうことも多かった。
親として正しいことを言っているつもりなのに、なぜ伝わらないのか。
ある日、ふと気づいた。
「私は、娘を自分の理想の枠にはめようとしていないだろうか?」
一般論や正論は、娘さんにとってはただの押しつけにしか感じられないのかもしれない。
娘の気持ちを理解しようとせず、自分の思いだけをぶつけていたのだと。
それでも、どうしたら良いのかはわからなかった。
ただ、少しずつ自分の気持ちを伝えようと努力するようになった。
「私は、あなたのことが心配で仕方ない。安心したいからこそ、どうしても伝えたいことがある。」
本音をそのまま伝えようと決意した。
・娘に伝わらない言葉、それでも根気よく続ける必要性
親御さんとしての本音を伝えることを始めたものの、娘さんはすぐに受け入れてくれるわけではなかった。
むしろ、さらに拒絶が強まることもあった。
「そんなのただの言い訳じゃない!」と怒りをぶつけられることもある。
それでも、親御さんは言い続けた。
「私はあなたを理解できていないかもしれない。でも、安心したいし、あなたにも安心してほしい。」
繰り返し伝えることで、少しずつでも何かが変わるかもしれないと信じて。
娘さんが感情を爆発させるたびに、どうしても自分の不安や怒りが顔に出てしまう。
でも、それでは伝わらないこともわかっている。
だからこそ、どれだけ娘さんに拒絶されても、根気よく伝え続ける必要がある。
・決意と連携の重要性
娘との関係をどうにか改善したい。
しかし、一人で抱え込んでいては状況が変わらないことも理解していた。
親としての決意を固め、できる限りのことをやってみよう。
ただ、親だけでこの問題を解決できるとは思えない。
だからこそ、協力者を見つけることの必要性 を感じ始めた。
家族の力だけではどうにもならないのならば、専門的なサポートを得るしかないのではないか。
そこで見つけたのが、JECセンターという存在だった。
娘さんを受け入れ、専門的なケアを提供する場所――それは、今まで親が探し続けていた答えかもしれない。
・JECセンターとの出会い―親としての決断
娘の暴れるような言動と、それを抑えられない自分自身に限界を感じていた。
このままでは家庭が壊れてしまう。
そんな不安を抱えたまま、インターネットで救いを求めるように調べ続けた日々。
そこで目に留まったのが 「JECセンター」 という存在だった。
JECセンターは心理を中心にパーソナリティ障害をした日本で唯一、民間の入所施設であり、女性専用の施設であること、親としても「ホッ」と安心できる環境であることが何よりの魅力だった。
男性のいない場所で、娘が心を開くことができるかもしれないという希望を持った。
さらに、JECセンターが ペット共生型施設 であるという点にも強く惹かれた。
ペットを通して安らぎを感じられるなら、娘も少しは穏やかな気持ちになれるのではないか。
もしかすると、ペットと触れ合うことで娘の心に変化が生まれるかもしれない。
・親亡き後の不安と兄弟姉妹との争いへの懸念
ただでさえ娘との関係が悪化している中、親として頭をよぎるのは 「親亡き後」 のこと。
万が一、自分がいなくなった時、娘を支える存在はあるのだろうか。
兄弟姉妹がいたとしても、現状では彼らに大きな負担をかけるだけ。
さらに、もしも親亡き後に相続や介護の問題で争いが起きたら…。
家庭内での不和は、次の世代へと連鎖してしまうのではないかという恐れがつきまとった。
「今、自分ができることをしなければならない。」
そんな思いが強まる中で、JECセンターが掲げるサポート体制に魅力を感じた。
家族とスタッフが連携しながら問題解決へと導いていくという姿勢が、自分にとっての最後の希望のように思えた。
・家族とスタッフの連携―協力者を得ることの重要性
JECセンターへ相談し、娘の状況や自分の思いを正直に話した。
そこで返ってきたのは、単なる一方的なアドバイスではなく、親の気持ちを受け止めた上での 具体的なサポートの提案 だった。
「お母さん一人はないです。自分で抱え込まないでください。私たちが力になります。」
この言葉に、「ホッ」と安心し、どれほど救われたかわからない。
JECセンターのスタッフは、娘の状態を丁寧に聞き取りながら、親としての自分ができることを一つひとつ提案してくれた。
それは、決して無理を強いるものではなく、現実的でありながらも希望を感じさせるものだった。
また、JECセンターが持つ 「家族とスタッフの連携システム」 が、今の自分にとって何よりも心強かった。
一人ではない。専門的なサポートを受けながら進むことができるという安心感が、ようやく自分を支えてくれるようになった。
・JECセンターを選ぶという決断―そして見えた希望
最終的に、JECセンターへ娘を預けるという決断をした。
もちろん簡単な決断ではなかったが、他に選択肢がないという現実を受け入れるしかなかった。
JECセンターは 女性専用施設 であり、娘が安心して過ごせる環境が整っている。
さらに ペット共生型施設 という点も大きな魅力だった。
娘がペットと触れ合いながら少しでも心を開くことができれば、きっと彼女の心の傷も癒えていくだろうと信じた。
親としての責任を全うするために、そして娘を救うために。
JECセンターを信じて、今できる最善の選択をするしかなかった。
・協力者を得ることの重要性―孤独を感じないサポート体制
JECセンターのスタッフは、ただ娘を預かるだけではなく、親としての自分に対しても支援を提供してくれた。
家族とスタッフが連携しながら問題に取り組むことの重要性を痛感する。
一人では限界がある。だからこそ 協力者を得ることの必要性 を強く訴えたい。
JECセンターのような専門施設と共に歩むことで、娘を救う道が開けるのだと。
・迷っている親御さんへ―まずは相談してください
「暴れる娘、逃げたい私」―そんな状況に追い込まれている親御さんは、決して一人ではありません。
JECセンターは、親御さんと娘さんの両方をサポートし、共に前進するための道を示します。
「娘が怖くてどうにでもできない」「どうにかしたいと思うが、どうやって連れて行けば良いか分からない」などの相談を受け付けています。
もしも今、同じような悩みを抱えているのなら、ぜひJECセンターに電話やメールにて相談してみてください。
多くの親御さんから「見つけられて、良かった」「安心できた」「本当に助かった」などの声を聞き、安心できたと伝えてくれました。
専門のスタッフが、あなたと一緒に最適な解決策を探し出すお手伝いをいたします。
すごく「ホッ」とします。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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