・娘がかわいそう!と思う親へ、上手く伝える秘訣
大切な娘さんが悪質なホストクラブにハマってしまい、
どうしたらいいのかわからない…。
親御さんとして、この状況に直面したときの苦しみは計り知れません。
行政の「悪質ホストクラブ相談窓口」に相談しようと思っても、
何をどう伝えればいいのか分からず、
不安になる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、相談の際に失敗しないためのコツを解説します。
1.娘さんの状況を整理しておく
まず、相談前に娘さんの現状を整理しましょう。
たとえば、「最近帰りが遅くなった」「異常に高額な請求がある」
「明らかに精神的に不安定になっている」といった具体的な変化をリスト化します。
漠然と「ホストにハマっている」と伝えるよりも、
客観的な事実をまとめておくことで、窓口の担当者に状況が伝わりやすくなります。
2.違法行為の可能性を明確に伝える
悪質なホストクラブでは、未成年飲酒や違法な金銭の要求、
心理的支配による搾取などが行われることがあります。
「娘がどのような被害に遭っているか」「違法行為が関わっている可能性があるか」を
具体的に伝えることで、行政側も動きやすくなります。
たとえば、「未成年なのにお店でお酒を飲まされている」「無理やり借金をさせられた」といった
事例を挙げると、より真剣に対応してもらいやすくなります。
3.感情的になりすぎず、冷静に伝える
親御さんとしての感情が高ぶるのは当然ですが、
相談の場では冷静に事実を伝えることが重要です。
たとえば、「娘が完全に洗脳されている!」といった表現よりも、
「娘がホストに多額の貢ぎをしており、連絡が取れない状況が増えている」と
具体的な状況を伝えたほうが、適切な対応を受けやすくなります。
4.相談の目的を明確にする
行政の窓口に相談するとき、「何を解決したいのか」を
明確にしておくと話がスムーズです。
「娘をホストクラブから遠ざけたい」「金銭トラブルを解決したい」
「精神的な支援を受けさせたい」など、具体的な支援の要望を伝えましょう。
行政のサポートには限界があるため、何を優先して解決したいのかを明確にすることが大切です。
5.相談後の対応も確認する
一度相談しただけで問題が解決するとは限りません。
相談後に「どのような対応を取ってもらえるのか」
「今後どうすればいいのか」を確認し、定期的にフォローアップを求めることも大切です。
娘さんの問題が深刻な場合、継続的な支援が必要になるため、
一度の相談で終わらせず、今後のアクションを見据えておきましょう。
ホストクラブ問題は、単なる金銭トラブルや遊びではなく、
娘さん自身の心理的な問題が根底にあることが多いです。
「なぜ娘がホストに依存してしまうのか」「どうすれば抜け出せるのか」を解決するには、
本人だけでなく家族のサポートが不可欠です。
JECセンターは、ホスト依存心理を中心とした日本唯一の宿泊型施設であり、
ホストクラブ依存に陥った娘さんを受け入れ、専門的なケアを提供しています。
親御さんだけで解決しようとすると、娘さんとの関係が悪化し、
事態がさらに深刻化することもあります。
JECセンターなら、娘さんの心理的ケアや生活指導を行いながら、
親子関係の改善をサポートすることができます。
「どうしてこんなことに…」と苦しむ前に、まずは一度電話やメールにてご相談ください。
悪質ホストクラブの問題は、正しい対応をすれば解決の道が開けます。
親御さんと娘さんの未来のために、一歩を踏み出しましょう。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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