・父親と母親で異なる問題認識
家庭内暴力に悩む親御さんの中で、父親と母親の問題認識の違いが救いを妨げる大きな要因になっているケースは少なくありません。
「娘をこのまま放っておいていいのか?」
「私が悪いから、こんなふうになってしまったんだろうか?」
「でも、娘と離れるなんて耐えられない……でも、娘が怖い」
母親は娘さんへの強い愛情ゆえに、問題を一人で抱え込みがちです。
「自分が頑張ればなんとかなる」と思いながらも、毎日の暴力に心身を疲弊させ、逃げ出したい気持ちと娘さんを見放せない気持ちがせめぎ合います。
一方で、父親はどうでしょうか?
母親が娘さんを何とか助けようと必死に奮闘する中、父親は「母親に任せていれば大丈夫だろう」と思っているケースがよく見受けられます。
特に、家庭内の問題に深入りすることを避ける傾向があり、表面的には「妻に任せる」としても、実際は問題に向き合うことから逃げているだけの場合も。
その結果、母親は孤独を深め、娘さんへの対応に行き詰まってしまうのです。
母親が「自分がそばにいなければ娘はダメになってしまう」と考え、娘さんとの距離を取れない共依存の状態に陥ることもあります。
そして父親は、問題を見て見ぬふりをし、あくまでも母親任せ。この状況が続く限り、問題が改善する可能性はほとんどありません。
JECセンターは、心理を中心にパーソナリティ障害を専門とした数少ない、民間の入所施設であり、個人差はありますが、入所期間10か月を目安にそうした家族の悩みに寄り添い、親子間の問題を根本から改善するサポートを行っています。
静かな自然の中にある美しい施設で、女性専用であるため、娘さん自身が心を落ち着けることができる環境を提供。
親子関係改善プログラム、公認心理師による心理査定、自宅で飼っているペットを持ち込め、共に過ごす癒しの時間など、様々なプログラムを通じて心の回復を図ります。
さらに、親御さん自身へのサポートも重要です。
母親が自分を責め続けてしまうことや、父親が問題に関心を持とうとしない状況を改善するために、専門スタッフが親御さんと丁寧に向き合いながら支援を行います。
ある母親はこう話します。
「夫は最初から『好きにしたらいい』と頼りにならず、私一人で悩み続けました。
でも、JECセンターに見学へ行ってみた時、スタッフさんが親身になって話を聞いてくれて、施設もとても綺麗で安心できました。
何より娘が少しずつ穏やかになっていくのを見て、ここなら信頼できると思いました。」
どうか一人で抱え込まないでください。
センターを利用した親御さんからは「娘を預けて良かった」「自分も安心できた」「もっと早くに見つけたかった」という声が届いています。
私たちJECセンターは、あなたと娘さんの新しい未来を築くお手伝いをいたします。
まずはお気軽にご相談ください。
施設見学も随時受け付けています。お電話をお待ちしています。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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