1.ゲーム課金事情
AIに訪ねてみると、日本国内のゲーム人口は2022年の時点で約5400万人と推定されました。
国内のゲーム人口のうち、男女比で言うとおよそ男7:女3~男8:女2程の割合と出ましたが、
別の統計ではスマホゲームに関して言えば男性が58%、女性が42%となっているそうです。
ゲーム依存(あるいは課金依存)の割合を訪ねてみると、特定の数字は報告されていませんでした。
しかし、2024年のある調査によると、スマホゲームを月一回以上プレイする人の中にも、
月に数万円以上課金するユーザーが存在し、その依存傾向を危険視する声も挙がっています。
2.心理査定で心の再起動
大抵の親は、子どもがスマホゲームに夢中になっていたらよく思わないでしょう。
「勉強も睡眠もおろそかにして、うちの子は本当に大丈夫だろうか?」
あまりにも夢中になりすぎてしまうと、月に数万~何十万円という重課金をしてしまうことだってあります。
一度親がそのことを注意すると、「もうしない」と約束をしてくれますが、
またどこかで課金を繰り返してしまうことがあります。
そのうちに親もしびれを切らし、ゲーム機やスマホを取り上げようとすると、
激しく抵抗され「死んでやる!」などと脅されることもあります。
ゲーム依存は、端末(スマホ、ゲーム機)を取り上げれば解決するという単純な問題ではありません。
依存の原因には、家族も気づかなかったような特性(発達障害、ADHD、ASD)が関わっているケースも少なくありません。
それらを知る方法として、心理査定という効果的な手段があります。
しかし、心理査定の結果を正確に導き出すためには、
実にたくさんのステップをこなす必要があります。
それらを無理なく行うため、当施設では合宿という形で心理査定を行っています。
合宿という共同生活の中で行動観察をして癖や傾向を把握し、
自由面接や普段の会話を通して気持ちを聞き出し、
それらの情報を心理士と共有します。
そして心理士との心理検査やカウンセリングを週に1回ペースで行っていき、
無理なく心理査定の工程を進めていきます。
今まで自分でも分からなかった部分や見えなかった部分、
そうした無意識の部分を解明していくことで、得体のしれない不安に襲われることもなくなり、
依存対象にすがる必要性も次第に薄れていきます。
合宿を終えた後で通院することになっても、心理査定で得た結果を活用することができます。
・心理査定合宿では
①個人のプライバシーが尊重されます。
②整備された環境と徹底した安全管理がされています。
③多数の実績が物語る、確実性のある査定結果が期待できます。
④査定結果の詳細な説明(事前、事後)、分析、フィードバックがあります。
⑤10年以上の経歴を持つ公認心理師(臨床心理士)が担当します。
⑥20年以上続く心理専門の宿泊休養施設スタッフが日常のケアを担当します。
家族だけでは難しくても、私ども専門家と連携することでゲーム依存や課金を克服することはできます。
必死な思いで「娘の課金をやめさせたい」という親の強い覚悟や決断さえあれば、
後は親が専門家の支援と娘さんをつないでくれさえすればいいだけです。
娘さんのためにも、ぜひご相談ください。
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