1.娘はなぜすぐキレるのか。

 

娘さんの発達障害に気づいていない親御さんへ!

 

ネガティブな感情をコントロールできないのはなぜ?

人が生活するなかで、ポジティブ・ネガティブ問わずさまざまな感情や情動が湧き起こること自体は、自然な現象です。
私たちは、時には気持ちをぐっと抑え、実際に相手とのやりとりでは柔らく表現するなど、工夫をしながら生活しています。

※引用元:「LITALICO発達ナビ 大人の癇癪(かんしゃく)とは?発達障害との関連は?」

 

そもそも怒りとは何か?

感情は、人が自分がどのような状況に置かれているかについて知らせるシグナルの役目をもっています。

 

例えば、恐れの感情がその代表といえるでしょう。

 

自分の生命を脅かすようなものに出くわしたときに「怖い」と感じることにより、危険を回避することができます。

 

怒りが起こるきっかけはさまざまで例えば、人とかかわりの中で相手から投げられた言葉や態度、また物事に対するうまくいかなさなどがあります。
※引用元:「LITALICO発達ナビ 大人の癇癪(かんしゃく)とは?発達障害との関連は?」

 

そこに発達障害が重なることで、怒りの症状は顕著に表れます。

 

当施設は全国でも唯一の心理を中心とした宿泊休養施設であり、これまでにも多くの発達障害の相談を受けてきました。

 

発達障害の当事者家族とどう向き合かに重点を置き、娘さんを社会自立へと導いてきた経験と実績からお伝えします。

 

2.娘が「すぐキレる」を乗り越えた理由

娘さんの発達障害の特性は、その暮らしの中の要所で垣間見ることができます。

 

「部屋の片づけが出来ない」「スケジュール通りに行動できない」など

 

他にも、一緒に暮らしていないとわからないような細かなこともたくさんあります。

 

これは対話の中でも同じことが言えます。

 

発達障害を持つ娘さんは、心の中で「なんで上手くいかない」「思うように出来ない」など、

 

ライラやモヤモヤを募らせては物に当たる暴言を吐いてしまうなどの問題行動を起こしてしまいます。

 

単にキレているだけのように見えるその行動は、不安恐怖をうまく処理できない苛立ちや、

 

発散のため「自傷行為」のようなものであると気があります。

 

その行為の最中は、苦しい自分から解放されて「無になれる」と感じているのです。

 

私どもは、心理学マインドを通じて発達障害の特性を理解した対話を心がけています。

 

スタッフや仲間に「自分の思っていること」「感じていること」を話してもいいんだ。

 

そう思ってもらえる空気感を作り、安心を与え、少しずつ心を休める方法を学習してもらいます。

 

心を休めると言っても、実際には常に「不安に襲われている」「疲労が抜けない」といった感覚があり、

 

本当の意味で心を休めるようになるためにはそれなりの期間を必要とします。

 

娘さんに発達障害の特性があればなおさらです。

 

スタッフや同じ仲間と会話を重ね、「怖い」「不安」「寂しい」などの思いを素直に言語化

 

吐き出すことにより、発達特性からくる生きづらさの部分に自ら気づき、

 

「こんな自分でもいいんだ」「しょうがないや」と思える(認められる)ことにより、

 

ゆっくり休むことがでるようになるのが回復のプロセスとなります。

 

周囲の理解が絶対条件となるこの方法は、ご家族や学校、職場では実践が難しく、

 

発達障害についての深い知識を持つ私どものような専門家と連携していくことが必須です。

 

「娘がすぐキレる」とお悩みのご家族へ

 

その背景には、発達障害や精神疾患などによる特有の生きづらさ、周囲の無理解などがあります。

 

「そんな娘を救いたい!」と願うなら、ぜひご相談ください。

 

 

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JECパーソナリティ障害宿泊・心理センター (担当 佐藤)

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