・娘の境界性パーソナリティ障害と心理休養
娘さんに自殺未遂やリストカット、ODといった自傷行為や、
壁に穴開ける、物を投げる、暴言(バカ、死ね、うざい)、暴力(殴る、蹴る)があると、
親御さんは想像を絶する苦労を強いられることになります。
これらの問題行動は、家族関係や人間関係において上手くいかなかった経験や、
どうして良いかわからないストレスが爆発して、身近な親に八つ当たりという形で起きています。
娘さんとしては「こんなに苦しいのにわかってもらえない!」といった大義名分があり、
その責任を親に求めるのは当然と言わんばかりの態度で親に暴言、暴力の限りを尽くしています。
しかし、そんな娘さんも心の隅では親や自分に対する罪の意識を感じており、
その矛盾という点でも苦しんでいます。
親御さんも必死に娘さんを助けようと試みますが、その苦しみを理解できず、
娘さんの行動に次第に恐怖を覚え、「もう限界だ…自分たちの手には負えないかもしれない…」と追い詰めれていきます。
こうなってしまうと、もう家族の中の解決は望めないでしょう。
精神科医の多くは、薬だけで境界性パーソナリティ障害の治療はできないと語っています。
当施設は、パーソナリティ障害の方たちと20年以上もの間暮らしを共にし、
これまでに多くのパーソナリティ障害に悩む親子からの相談を受け、
当事者たちの回復の現場に立ち会ってきました。
境界性パーソナリティ障害のケアに必要なことは、
話に耳を傾けてくれる理解者の存在と、
安心を感じられる環境がとても大切です。
心理休養を通して、今まで心が休まることのなかった娘さんたちが真の意味で休息を感じられるようになります。
これが境界性パーソナリティ障害の回復プロセスであり、心理休養の目指すところです。
心理休養とは
①心身の歪みや疲労を取り除きバランスを取り戻していく。
②心のバランスが回復することで安定した社会生活に向け前進する。
③“親の基準”から解放されて自由になり、自分の人生を歩んでいける。
家族だけでは対応が難しくなってしまった娘さんの症状、問題行動に対し、
私ども専門家との連携により、親御さんの「娘を救いたい」という願いを実現します。
腹が決まっていない親御さんたちは、サポートの途中で心が折れたり、
娘さんの弱音に同情して離脱してしまうことが多いため、
娘さんを本当に救いたいなら親御さんの決意や覚悟は必須となります。
家族の明るい未来を考えるなら、今すぐ勇気ある行動に移してみませんか?
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