「娘の生活習慣は改善しますか?」
JECセンターへ入所される前、
親御さんからこうした心配を
伺うことがあります。
例えばホスト通いに夢中な娘さんは
ほとんどが昼夜逆転しています。
昼過ぎ~夕方まで寝ている。
ご飯もしっかり食べていない。
家では部屋に閉じこもっている。
ところが、ホストに行く日や
遊びに行く日は外出できる。
風俗には行けるのに、
学校や普通の仕事には行けない。
ひとり暮らしを始めても、
部屋は散らかり放題。
食事も自炊せず、
ジャンクフード中心。
こうした娘さんを見ていると、
親御さんは、
「このままでは娘の将来が心配」
と、不安で胸がいっぱいになります。
そんな親御さんたちが、
JECセンターに希望を託して
娘さんの入所支援をスタートします。

好きなだけ寝かせてあげる支援
一般的な自立支援施設では
「明日から朝7時には起きましょう」
「夜は必ず22時までに寝ましょう」
といった生活管理がなされています。
しかしJECセンターでは、
まず娘さんの心が落ち着き、
安心できる状態を目指しています。
意外と思われるかもしれませんが、
ここでは就寝や起床の時間を
制限することは実施していません。
心が少しずつ回復すると、
生活にも変化が現れてくるためです。
最初はお昼まで寝ていようが
夕方まで寝ていようが
その子の休養を優先させてあげます。
これは決して怠惰ではありません。

まず心を休ませるという支援
問題行動が続いている娘さんは、
生活そのものが乱れているように
見えるかもしれません。
しかし、その原因は
もっと深い部分にあります。
生活の乱れの背景には
心の疲れや不安、
人間関係の悩み、
自分自身への自信のなさなど、
さまざまなものがあります。
そのためJECセンターでは、
生活を無理に変えようとしません。
その間に悩み相談を設け、
心理検査を行い、
心理ケアに取り組む。
スタッフや仲間たちとの交流の中、
少しずつでも安心できる時間を
増やしていきます。
そのため、入所後1~2ヶ月くらいは、
昼夜逆転が続いていることもあります。
しかし、それをすぐに
「改善が見られない」とは捉えません。
今の娘さんにとって、
心を休ませることが必要な時期なら、
まずはその時間を大切にします。
施設では食事もその都度用意します。
自宅では食事を取らなかったり、
ジャンクばかりだった娘さんが、
仲間やスタッフと一緒に
まともな食事をする。
それだけでも、
生活を取り戻す大切な一歩です。

心が整ってきてからが本番!
JECセンターには、
就寝規則こそないものの
自活プログラムがあります。
使った食器を洗う。
自分の部屋を掃除する。
自分の洗濯物を洗う。
こうしたことを、
自分自身で行ってもらいます。
一見、ごく当たり前のことです。
しかし、生活そのものに
関心を持てなかった娘さんにとって、
「自分の生活を自分で整える」
という経験は、
決して小さなものではありません。
また、日中は仲間たちと過ごしたり、
スタッフが付き添って
買い物や運動に出かけたりもします。
通院や買い物だけでなく、
お祭りやイベントにも遊びに行きます。
こうした日々を過ごす中で、
少しずつ娘さんの心に
余裕が生まれてきます。
すると、
「何か勉強してみようかな」
「資格を取ってみたい」
「次はどこに住もうかな」
「仕事を探してみようかな」
という気持ちが湧いてきます。
この頃になると、
それまで昼夜逆転していた生活も、
自然と変わっていくことがあります。
目的ができるからです。
資格取得のために勉強する。
次の住まいを探す。
就職について調べる。
「明日はこれをしよう!」
という予定が生まれる。
その結果として、
朝に起きる必要が生まれ、
夜は眠らなくちゃ!となる。
JECセンターが大切にしているのは、
このような変化です。
私たちも普段、心が乱れていたら
何かをやる気は起きにくいですよね?

朝起きられるようになったら?
親御さんからすると、
この変化自体、嬉しいものだと思います。
しかし、本当に大切なのはこの先。
娘さんが、
「自分はこれからどうしたいのか」
について考え始めることです。
入所前には、
ホストや遊びに行くことはできても、
学校や仕事には行けなかった。
自分の部屋を片付けることも、
食事を作ることもできなかった。
そんな娘さんが少しずつ
自分の生活に目を向け始める。
そしてこれからは
「どうしたい?」という問いを、
自分自身に向けられるようになる。
そこから、娘さんの生活は
本当の意味で変わっていきます。
娘さんの昼夜逆転について、
私たちは親御さんに
「今の娘さんには必要な時間です」
と、正直にお伝えしています。
いずれ心が落ち着き、
次の目標を考え始める頃には
「資格の勉強を始めましたよ」
「次の住まいを調べています」
「就職先について考えています」
というご報告ができています。
生活リズムなど、
必要に応じて整っていくものです。
「朝起きて、夜眠る」
それはゴールではありません。
娘さんが自分の人生に
もう一度目を向け始めた結果として、
整っていく副産物です。
JECセンターが親御さんに
一番知っていただきたいのは、
そのような「変化」です。
入所支援を通して、
「この子はだらしがない」
という親御さんの不安や憤りが、
「この子も自分なりに頑張っている」
という安心へと変わっていく。
そんなきっかけになると信じています。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。


JECセンター各種サポート

【総合効果】
8割のご家庭で娘さんの社会復帰や親子関係の回復を実感(当社比)
・心理宿泊休養…落ち着きを取り戻される
・心理カウンセリング&心理査定…原因を特定できる
・親子話し合いサポート…親子の行き違い、わだかまりを解消できる
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