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父親の覚悟が、家族を動かした

 

「娘がホストクラブに通い詰め、お金も家庭も壊れていく——」そんな状況に直面したご家族からの相談が、JECセンターには数多く寄せられています。

 

ホスト依存の背景には、寂しさや自己肯定感の低さ、家庭内の孤立感など、複雑な心理的要因が絡み合っています。

 

中には、発達障害(ASD・ADHD)やパーソナリティ障害の傾向を併せ持つ娘さんもおり、単なる説得や叱責では問題が深まるばかりです。

 

そのようなときこそ、「環境の変化(転地療法)」が有効な一手となるのです。

 

 

多くのご家庭では、母親が「娘に見放されたと思われたくない」「嫌われたくない」と感じてしまい、決断を先延ばしにしてしまいがちです。

 

しかし、状況を打開するには、冷静に家庭を見つめ直せる“父親の決断力”が必要不可欠です。

 

JECセンターに相談を寄せられたあるご家庭では、父親が「このままでは娘の人生が壊れる」と危機感を持ち、率先して行動に移しました。

 

父親のその覚悟が、母親を支え、家族全体の意思統一に繋がったのです。

 

そして娘さんは、JECセンターでの心理宿泊休養を受けることになりました。

 

 

JECセンターは、日本でも数少ない、心理ケアに特化した民間の入所施設です。

 

最初は混乱から不安定ですが、経験豊富なスタッフと話をしていくにつれ、少しずつ娘さんは自由で安心できる環境の中、無理なく人との距離を取りながら、自分の心と向き合うことができました。

 

似たような境遇の仲間と語り合う中で、孤独や自責の念が和らぎ、「自分にも価値がある」と思えるようになったのです。

 

また、センターの専門的な知識をもつスタッフが心理的なサポートを行い、必要に応じて発達特性への理解も深めながら、その子に合ったケアを提供していきます。

 

「受け入れてもらえる安心感」が、娘さんの中に眠っていた回復力を呼び起こしたのでしょう。

 

 

娘さんは数ヶ月のセンターの生活を経て、以前とは見違えるほど落ち着きを取り戻しました。

 

しかし、ホスト依存や衝動的な行動は「一時的な改善」ではなく、「再発のリスク」と常に隣り合わせです。

 

そこで必要なのが、家族、とくに親御さんの関わり方の変化です。

 

JECセンターでは、入所中もスタッフと連携し、親御さんに対しても、娘さんとの適切な距離感や信じて見守る姿勢を学び、実践していただくためのサポートを継続しています。

 

「娘の心の問題は親の関わりと無関係ではない」という視点を持つことで、初めて本当の意味での再スタートが切れるのです。

 

今も娘さんは、ご家族と穏やかな関係を築きながら、社会復帰に向けて歩んでいます。

 

ご家族もまた、「JECセンターがあったから、今がある」と振り返っておられます。

 

 

もしもあなたの娘さんがホスト通いや深夜外出などで不安定な状態にあるなら、まずは家庭の中ではなく「環境そのものを変える」ことを考えてみてください。

 

そして、その決断はぜひ、父親から。

 

本人が来たがらない、来られない場合でも家族が決断し、行動を起こすことで状況は大きく変わります。

 

JECセンターは、あなたのご家族の力になれる場所です。

 

まずは上記の電話番号又はメールアドレスにてお問合せください。

 

そして、修了後も私たちが継続してサポートいたしますので、どうぞご相談ください。