・双極性障害克服までの道のり
双極性障害は、躁状態になると気分が高まって活動的になり、
寝ないで動き回ったり、夜通し話をしたりします。
一方で、うつ状態になると激しく気分が落ち込み、
「眠くて起きれない」「何もやる気が出ない」など、無気力状態に陥ります。
この躁状態とうつ状態を繰り返す間隔には人それぞれ個人差があるものの、
最初は5年間隔だったものが、治療を怠ると3年間隔、2年間隔と周期が短くなっていきます。
躁うつ状態の周期は自分でコントロールできるものではありません。
そのため、リストカット、OD、自殺未遂などを頻繁に行ってしまうことがあり、
入退院を繰り返し、その結果入院拒否されてしまうケースも少なくありません。
親も「どう対応したら良いか分からない」と言ったところでしょう。
病院で処方された薬は症状の緩和に一定の効果があります。
しかし、双極性障害の根本原因である不安や恐怖を薬で完全に消すことは不可能です。
そのため、薬の他に心理的なサポートも欠かすことはできません。
当施設は全国でも唯一、心理を中心とした心理宿泊休養が受けられる施設であり、
その効果は双極性障害においても効果が期待できるものです。
20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究の結果、
合併症として多かった双極性障害を持つ娘さんへの回復実績が物語っています。
双極性障害の症状のうち、3割~5割の期間がうつ状態だと言われています。
当施設では、そうしたうつ状態に効果のある心理学マインドによる会話を行っています。
スタッフや仲間たちとの会話の中で、今まで受け入れられなかった自分や言語化できなかった気持ちを
少しずつ吐き出す練習を重ねていくことで、不安や恐怖を克服していくことにつながっていきます。
やる気が起きない時は「ゆっくり休む時だ」と捉えてしっかり休むなどして、
なかなか動き出せない自分を肯定していくことで、自己受容を高めていきます。
これこそが双極性障害の回復プロセスであり、心理休養による効果です。
・心理休養とは
①心身の歪みや疲労を取り除きバランスを取り戻していく。
②心のバランスが回復することで安定した社会生活に向け前進する。
③“親の基準”から解放されて自由になり、自分の人生を歩んでいける。
当施設は、家族だけでは難しい、娘さんの症状軽減や回復までのサポートを提供しています。
必死な思いで「娘を救いたい」と願う親御さんの覚悟や決断に応えるため、
入院以外の選択肢として、医療機関だけでは治しきれない心の中の根本原因にアプローチします。
一日も早く、また娘さんと笑顔で過ごせる日を迎えるため、
親御さんからの相談をお待ちしています。
心理休養で双極性障害の娘を救えるのはお父さん、お母さん次第です!
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