・娘のパーソナリティ障害、親の葛藤を解決する方法
パーソナリティ障害を抱える娘さんとその親御さんとの間には、
複雑な葛藤が生まれることが多いです。
些細なことからすれ違いや口論が起こり、
次第にお互いが疲弊してしまうケースも少なくありません。
親御さんは娘さんの将来を思って行動しますが、その行動が娘さんには受け入れられず、
互いの理解が深まらないまま問題が膨らんでいくことがあります。
このような状況が続くと、家庭は安全であるべき場所でなくなり、
娘さんにとっても、親御さんにとっても辛い環境になってしまい、
決断や行動がしにくくなることもあるでしょう。
JECセンターは、全国でも唯一、心理を中心とした宿泊型専門施設であり、
パーソナリティ障害を持つ娘さんが抱える問題と、
それに対するご家族の理解を深めるためのサポートを提供しています。
親子間のコミュニケーションの方法や、葛藤を減らすためのアプローチについて、
専門家が一人ひとりに寄り添って(現場スタッフが権限を持ち、
その場で判断し、個々のポリシーを尊重)支援します。経験豊富なスタッフが
心理学マインドを通じて会話をして、
娘さんが自分の感情や行動の背景を理解し、
親御さんもまた自分の考えや行動がどのように娘さんに影響しているかを
見つめ直す機会を持つことで、親子間の対話が徐々に改善されていきます。
特に、JECセンターでは親御さんも積極的にサポートに関わることが推奨されており、
家庭での対応のヒントや心のケア方法を学ぶことができます。
親御さんが適切な距離感で接し、娘さんが自己表現をしやすくなるような
環境づくりを心がけることで、関係の改善に向けた一歩を踏み出すことが可能です。
また、娘さんが安心して自分を表現できる場所を持つことで、
親御さんへの信頼感が徐々に回復し、互いの理解が深まるきっかけになります。
JECセンターへの入所は、親子の関係を改善するための貴重な機会です。
ご家庭だけでは解決しきれない葛藤や不安を抱える親子が、
専門的なサポートを通じて新たな関係性を築くことができるよう、
JECセンターはそのサポートを惜しみません。
親御さんが決断して行動することで、ご家族や娘さんも無理なく成長し、
共に歩んでいける未来を目指して、今この一歩を踏み出すことが重要です。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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