・「昼の仕事なんてダサい」と言い放ったあの頃の娘
「お金も時間も、全部ホストに使ってる娘を見て、私は親として何をしてきたんだろうと悩みました」——JECセンターに相談に来られたお母様が、最初に話してくださった言葉です。
当時20代前半の娘さんは、毎晩ホストクラブに通い、高額のプレゼントやシャンパンで借金を重ねる生活。
昼職を「時給が安い」「評価されない」と見下し、親の忠告にも耳を貸しませんでした。
「このままだと取り返しがつかなくなる」——お母様は覚悟を決め、JECセンターに相談。
反発する娘さんを何とか説得し、ようやく入所へとつながったのです。
最初は施設に対しても不信感を持っていた娘さんですが、スタッフの温かい声かけや、同じような境遇の仲間との交流が、彼女の心を少しずつ溶かしていきました。
JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設での生活は、単なる“問題行動を止める”ではなく、“自己と向き合う”時間。
経験豊富なスタッフと日々の対話を通じて、娘さんは「ホストに依存していたのは寂しかったから」「自分の価値を誰かに証明したかった」と語るようになりました。
自分の感情を言葉にできたことで、娘さんは次第に「将来どう生きたいか」を考えるようになりました。
スタバ行ったりしているうちに「お客様と会話ができるって、楽しいかも」と感じたその瞬間、娘さんの中に新しい目標が芽生えたのです。
一方で、お母様もJECセンターの家族支援を通じて「娘を責めない」「変化を焦らない」「寄り添う姿勢」を学びました。
スタッフからのアドバイスを受けながら、少しずつ親としての関わり方を見直していく中で、親子の関係も自然と修復されていきました。
JECセンターの魅力は、「卒業後の未来につながる準備ができること」です。
娘さんは在所中に、自分の強みや興味を発見し、「カフェで働いてみたい」という具体的な夢を持つようになりました。
卒業後すぐにアルバイト面接を受け、今では常連さんに笑顔で「いらっしゃいませ」と声をかけるカフェ店員に。
あれほど昼職を見下していた彼女が、いまや接客の楽しさを誰よりも語るようになったのです。
お母様は、「まさか娘がこんなふうに変われるなんて」と感慨深く語ります。
「でも、JECセンターが“変わるきっかけ”をくれたからこそ、ここまで来られました」
JECセンターは、入所すればすぐに全てが解決する“魔法の場所”ではありません。
しかし、“変わりたい”“変わってほしい”という願いに寄り添い、再スタートの準備を整えてくれる“確かな場所”です。
本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、相談、見学、面談という行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけになるはずです。
娘さんのホスト通いに悩み、どうしたらいいか分からない親御さんへ——
「きっかけ」さえあれば、娘さんの人生は大きく変わる可能性を秘めています。
JECセンターは、その第一歩を後押ししてくれる場所です。