「うちの子に限って」が通じない時代です

 

「ここ数週間、娘は帰ってきていません。LINEは既読だけど返信はなく、どこに泊まっているのかもわからない…」JECセンターにご相談くださったある親御さんは、そう語っていました。

 

娘さんは数か月前からホストクラブに通うようになり、その後ガールズバーで働き始めたそうです。

 

最初は「ちょっと息抜きだろう」と見守っていたものの、深夜帰宅が当たり前となり、ついには行方も分からなくなったのです。

 

そんな時に飛び込んできたのが、風俗店勤務中の若い女性が凶悪事件に巻き込まれたという報道でした。

 

「まさかうちの娘が」と思いたくなるのが親の心情ですが、今や“まさか”が現実になる時代です。

 

 

JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設に入所を検討される親御さんの多くが、「娘を預けるのは、親として無責任ではないか」「周囲から後ろ指をさされるのでは」「見放したと思われたくない」と悩まれます。けれど、実際にはそれこそが“最善を尽くす”行動なのです。

 

私たちJECセンターは、問題行動をただ止めさせる場所ではありません。

 

なぜホスト通いを繰り返すのか、なぜ夜の仕事に惹かれるのか――その背景にある“心のSOS”に気づくことが、回復への第一歩です。

 

そしてそれは、ご家庭ではなかなか聞き出せず、見えにくい部分でもあります。

 

ある親御さんは、「娘をJECに預けた瞬間、罪悪感で押しつぶされそうになった」と言いました。

 

けれど、スタッフの対応や心理宿泊休養の中でこれは放棄じゃない、“守るための選択だった”」と実感されたそうです。

 

その後、娘さんとの関係も少しずつ改善されていきました。

 

 

同じ毎日、同じ人間関係の中では、心の立て直しは難しいものです。

 

JECセンターでは、今の生活環境とは異なる場所で、安全に自分自身を見つめ直せる空間を提供しています。

 

受診を拒否する娘さんにも対応できる体制が整っており、発達障害のあるお子さんへのサポート実績も豊富です。

 

入所後は、親御さんにも学びの機会が設けられています。

 

娘さんが戻ってきた時に再発を防ぐために、接し方や距離感を見直すことがとても大切です。

 

「信じて見守る」ことの本当の意味を、親御さん自身が学び、実践できるようJECがしっかりと伴走します。

 

 

——“娘が今どこにいるのかわからない”

 

——“無事かどうかも確信が持てない”

 

そのような状況が続くほど、心は不安と後悔に蝕まれます。

 

だからこそ、「守れる今」に行動を起こしていただきたいのです。

 

本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、相談、見学、面談という行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけになるはずです。

 

「娘を預けるなんて無責任では?」と感じていらっしゃるなら、どうか迷わずJECセンターにご連絡ください。

 

それは“責任を放棄する”のではなく、今、命を守るためにできる“責任ある選択”です