・娘がパパ活をしているかもしれない…という現実
「うちの子に限って、そんなことは…」そう思い続けてきたお母さんが、ある日ふと見た娘のSNSには、年上の男性との高級ディナーの写真や、意味深な投稿が並んでいました。
問い詰めると「ただの奢りだよ」と返され、それ以上は話してくれない。
でも、直感的に“これはパパ活だ”と気づいてしまう――そんな親御さんのご相談が、JECセンターには増えています。
誰にも相談できず、「自分の育て方が悪かったのでは」と自責の念に苦しみながら、ただ時間だけが過ぎていく。
けれど本当は、一人で抱え込む必要はありません。
JECセンターへの問い合わせで最も多いのが、「娘を施設に預けることへの迷い」です。
「他人に育児を委ねるようで気が引ける」「本人が嫌がるのに無理やりなんて…」「見放したと思われたくない」といった葛藤があるのは当然です。
ですが、家庭という限られた環境では対応が難しくなったときこそ、専門のサポートが必要です。
娘さん自身もまた、親御さんが願う「真面目な生活」や「普通の進路」に強い反発を抱いていることがあります。
パパ活を続ける理由はお金だけではなく、承認欲求や居場所のなさ、心の孤独が根底にあることも少なくありません。
親御さんの「良かれと思って」の正論が、彼女たちには届かないのです。
娘さんの問題を解決する第一歩は、親御さん自身が「現状を知ること」「希望を持つこと」です。
JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設では、そうした親御さんのために「親が学べる講座（当日コース5時間、または1泊2日コース）」をご用意しています。
講座では、パパ活の心理的背景や接し方のヒント、親御さんとしてのあり方を専門スタッフと一緒に学ぶ機会を提供しています。
「私は悪くなかった、と言いたいわけじゃない。ただ、どうしていいか分からない」そんな親御さんの声に、JECは丁寧に耳を傾けます。
親御さんが“変わる”覚悟を持てたとき、娘さんの目にも変化が映りはじめます。
JECセンターでは、受診を拒否するお子さんや、発達障害を持つ娘さんのサポートも行っています。
家庭とは異なる安心できる環境の中で、本人が自分と向き合う時間を持つことが、パパ活などの行動を見直す第一歩となります。
また、親子関係の再構築や再発防止には、親御さんが適切な接し方や距離感を理解し、実践することが不可欠です。
JECセンターは、入所中だけでなく卒業後も引き続きサポートを行い、不安や悩みを一人で抱え込まないための支えとなります。
パパ活という現実に直面し、心が折れそうな日々を送る親御さんへ。
本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけになるはずです。
“わが子のためにできることはまだある”JECセンターが、その新しい一歩を共に歩みます。
