「止められない娘」に怯える日々
「お母さん、もういいでしょ?私は私の人生を生きるの!」
そう言って家を飛び出した娘は、そのまま2日間帰ってきませんでした。
夜になってもLINEは既読にならず、心配で眠れない母親。
警察に相談しても「捜索願を出してください」とだけ言われ、ただ待つことしかできませんでした。
三日目の朝、娘は疲れ切った様子で帰宅しました。
財布の中身は空、携帯の充電も切れていて、どうやらホストクラブに通っていたようでした。
母親が「もうやめて」と伝えると、「うるさい、何もわかってない!」と泣き叫び、部屋に閉じこもってしまいました。
こうした「暴走寸前の娘」を前に、親ができることは限られています。
JECセンターには、まさにこのような「どうしていいかわからない」家庭からの相談が日々寄せられています。
JECセンターが介入できるタイミング
娘さんが暴走してしまう前、つまり「まだ家から完全に離れてはいないけど、家庭内で不安定」という段階であれば介入は十分可能です。
娘さんが暴走する背景には、家庭内での葛藤・依存・承認欲求のねじれが複雑に絡んでいることが考えられます。
特にパーソナリティ傾向や発達的課題を抱える娘の場合、「自分を理解してくれる人がいない」という孤独が行動の引き金になるのです。
そのため、JECセンターでは、まず娘さんを“環境から切り離す”ことで、心理的な休息をつくります。
自然豊かな環境の中で生活リズムを整え、信頼できる大人との関係を築く中で、彼女の心は少しずつ落ち着きを取り戻していきます。
スタッフは心理学・福祉・臨床経験を持ちながらも、まるで「家族の一員」のように寄り添います。
その自然な関わりの中で、娘さんの“本音の部分”が少しずつ見えてくるのです。
「暴走する娘の心の領域」に届く支援
多くの親が「なぜこの子は私にだけ反発するのだろう?」と悩みます。
実は、親子関係が近すぎるがゆえに、娘は“反射的に防衛する”傾向があります。
「心配してるのに伝わらない」「信頼してほしいのに拒まれる」
このすれ違いを、第三者であるJECセンターが仲介者として解消していきます。
その過程で娘さんとの日々の対話を通じて得た心理情報は、親御さんにも共有されます。
スタッフが間に入ることで、「娘さんが今どんな気持ちでいるか」「どんな言葉なら届くか」を探ることができます。
それを伝えることで、親が真の意味で“娘を理解する”ためのきっかけを得ます。
こうした家族サポートによって、娘と親が互いに“歩み寄る力”を取り戻していくのです。
暴走を止めるためにやってほしいこと
JECセンターは、警察や行政ではカバーしきれない“家庭と社会のあいだ”を支える専門機関として存在します。
ホスト通いや家出、SNSを通じた危険な交友関係など、家庭内では防げない行動がエスカレートする前に、JECセンターが間に入ることで、被害を未然に防いだ例も数多くあります。
「娘がもう限界かもしれない」と感じたときこそ、すぐにご相談ください。
環境を変え、心理休養を与え、家族全体を立て直すことで、“暴走する前に止める”ことが可能になります。
娘さんの心が壊れてしまう前に、親ができる最善の選択――それがJECセンターへの相談です。
どんなに混乱した家庭にも、やり直す力は必ずあります。
*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ。
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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