ホスト被害から娘を守る為に、親の早期行動が必要。

 

ホストクラブに通う娘さんが抱える「売掛金」の問題について

 

耳にしたことがある方も多いでしょう。

 

これは、娘さんがホストに高額のシャンパンや豪華なボトルを注文した際、

 

支払い能力が追いつかず、店が一時的にその費用を立て替える仕組みです。

 

昨今、その売掛金を廃止しようという働きかけがあり、

 

問題は沈静化していくものかと予想していた人もいたのではないでしょうか。

 

しかし現実は甘くありません。

 

問題が一段落することはなく、その後現れるのが「立替金」という新たな形態の負債です。

 

 

立替金とは、ホスト個人が娘さんのために支払いを立て替える行為です。

 

たとえば、娘さんがプレゼントや食事に誘われた際、ホストが一時的に費用を負担します。

 

娘さんにとっては「個人的な恩」と感じるかもしれませんが、

 

その実態は単なる負債の移動にすぎません。

 

売掛金から立替金への変化は、負債の性質を変えただけで、

 

問題の本質は何も解決していないのです。

 

 

ホストはこの立替金を利用し、娘さんにさらなる依存を促すことがあります。

 

「このお金を返さなければならない」といった罪悪感やプレッシャーから、

 

娘さんはさらに深くホストの世界に引き込まれる恐れがあります。

 

現に、ホストが促すままに立ちんぼをさせられていたというニュースが報道されています。

 

やがてそれらはホストと娘さんの間の問題だけに止まらず、

 

親子関係の溝を深め、

 

娘さんの生活がホスト中心になる悪循環へと陥っていくことは予想に難くありません。

 

 

では、どうすればこの負の連鎖を断ち切ることができるのでしょうか?

 

重要なのは、家族として冷静に状況を把握し、専門的な支援を求めることです。

 

娘さんを責めるのではなく、なぜ娘さんがホストクラブに通う必要を感じているのか、

 

その根本原因に目を向けることが鍵です。

 

JECセンターは、全国、唯一、ホスト依存心理を中心と宿泊型専門施設であり、

 

20年以上の実践により、このような問題を抱える家庭に対し、

 

専門的な心理ケアや安全な環境を提供し、娘さんの安全確保と親子関係の再構築を目指します。

 

 

いつまでも無くなることがないホスト被害は、立替金のような「お金」の話にとどまらず、

 

娘さんの自己肯定感や人間関係、生活の安定性に至るまでを崩壊させ、

 

一人の人間の人生を台無しにしてしまうほどの恐ろしい影響力があります。

 

しかし、そんな危機的状況に面していたとしても、

 

早期の介入と適切なサポートへつなげることができたなら、この状況を改善することは可能です。

 

 

娘さんの異変に気づいたその瞬間から、ぜひ一人で悩まず、

 

専門家の手を借りて娘さんを救い出すための行動を起こしてください。

 

JECセンターは、全国のホスト被害に遭われた家族からのご相談をお待ちしています。

 

*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。

 

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