「うるさい親にはこう言っとけ!何も言えなくなるから!」

 

ホストクラブに通う若い女性の親は、「大切な娘を救わねば!」という一心から、必死の説得を試みます。

 

しかし、そんな親の心子知らず、娘さんは「やめるくらいなら死んでやる!」と、恐ろしい言葉を安易に口にすることがあります。

 

こんなことを言われてしまったら、大抵の親は萎縮してしまって何も言えなくなります。

 

実は、こうしたセリフはホストからの入れ知恵であることも少なくありません。

 

ホストは、娘さんを周囲から孤立させることで依存状態へと誘導します。

 

その上で最も障害となるものが“親の存在”です。

 

ホストたちは、娘さんを親御さんから切り離すため、会話から親子関係を読み解き、言葉巧みに親子の距離感を操作してくるのです。

 

 

例えば、親との関係が良い子であれば「君の親は素晴らしいよ!尊敬する!」などと褒めちぎり、全肯定することで取り入ってくるパターンがあります。

 

そして一番多いパターンが、親御さんとの関係がぎくしゃくしている子に取り入る場合です。

 

徹底的に親御さんを否定し、「ひどい親だね、君がかわいそう!」などと哀れみ、同情を買うことで理解と共感を示し、「そんな親とは縁切ったほうがいいよ!」と誘導します。

 

さらに、ホストたちは娘さんを親御さんから引き離すために、親御さんが最も恐れる“娘を失う恐怖”を利用し、「親なんか『死んでやる!』って言っとけば簡単に黙らせられるよ」と、娘さんたちに指南しているのです。

 

 

このような状況に対し、多くの親御さんは「このままではいけない」と思う反面、娘さんに強く干渉することができず、「本人の意思を尊重する」「見守るしかない」「見放したと思われたくない」と言い訳をして行動を先延ばしにします。

 

その心理的背景には「娘に拒絶されたらどうしよう…」「本当に命を絶ってしまったら取り返しがつかない…」といった強い不安や恐怖が隠れています。

 

しかし、“干渉しない”ことが結果的に“見て見ぬふり”に繋がり、ホスト依存という事態の悪化を招いてしまうのです

 

親子関係の中で娘さんに自立を促すためには、自分で説得を試みようとするのではなく、専門家を探し、適切なサポートを得て一緒に娘さんを救い出そうという、一歩踏み出した決断が必要になります。

 

 

JECセンターの過去の事例を見ても、ホストの術中にハマり洗脳状態にある娘さんに物怖じせず、勇気を持って決断し行動を起こした親御さんたちが状況を好転させてきました。

 

女性心理に長けたホストを相手にするには、素人の親御さんでは荷が重いというのが現実なのです。

 

娘さんがいくら拒絶していても、手をこまねいていて良いということにはなりません。

 

「嫌われてもかまわない!」くらいの覚悟を持って行動を起こされた親御さんたちは皆、JECセンターの門を叩きに来てくれています。

 

 

家族の誰かが「本人が望んでいなくとも、親として今私たちにできることをする時だ」と踏み出したことが、娘さんの将来を守るための第一歩となるはずです。

 

「どうせ変わらない」「今はまだ無理」と感じている方にこそ、早急なサポートが必要だと考えます。

 

本人が来られないもしくは本人が来たがらない場合でも上記に記載して電話番号又はメールアドレスにご相談いただき、親御さんが決断し、行動を起こすことで状況は大きく変わります。

 

もし、この記事をご覧になっている方で思い当たる節があるのであれば、いつでもJECセンターまでご相談ください。