母親としての苦悩と努力に寄り添って

 

娘さんが児童相談所で一時保護されるたびに、胸が締めつけられるような思いをされたお母さま。

 

本当に辛い日々を、よくここまで頑張ってこられたと思います。

 

行政や病院にも相談し、対応してもらったが、状況が変わらず、何度も繰り返されるパパ活やホスト通い、立ちんぼといった問題行動に心を痛めながらも、娘さんの幸せを願い続けるその強さに、深い敬意を表します。

 

けれど、このままの状態を放置すると、言葉にできない思いをリスカやOD(オーバードーズ)といった形で発散し、娘さんの心と身体、まったなしの将来に大きなリスクを抱えたままになってしまいます。

 

親御さんだけの力では限界があり、専門的なサポートが必要なことを理解してほしいと思います。

 

 

 

娘さんのパパ活や風俗、ホスト通いなどの問題行動は、単なる反抗やわがままではありません。

 

発達特性をはじめとし、心の傷や孤独感、自己肯定感の低さ、家庭環境の問題、さらにはインターネットや交友関係による影響など、複雑に絡み合った原因が存在しています。

 

こうした状況は、本人の心の健康を蝕み、将来的な社会生活にも大きな影響を及ぼすリスクが高いのです。

 

また、児童相談所でも受け付けてくれなくなり、警察沙汰を繰り返し、娘さんの心に不安定さや拒絶感を増幅させ、家族関係をさらに難しくしてしまう可能性もあります。

 

今後、娘さんが本当に落ち着き、自己変革の道を歩むためには、環境の見直しと適切な支援が不可欠です。

 

 

JECセンターは、問題行動を抱える娘さんの心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設です。

 

スタッフは家族の一員として寄り添い親御さんでは入り込めなかった、わからなかった娘さんの心の内側を理解し、支援を共にしていきます。

 

施設の雰囲気や支援内容を体感できる「親子体験入所」もご用意していますので、不安な方も安心してご利用いただけます。

 

本人を連れてくることが難しい場合でも、面談で具体的な助言や提案も行っています。

 

 

特にホスト通いやパパ活など複雑な問題が絡む場合、入所前後に「親子話し合い」を実施し、スタッフが橋渡し役となって親御さんの思いや覚悟や娘さんの本音を引き出すアプローチをし、入所への姿勢を変えていきます。

 

これを省略すると、娘さんの気持ちが定まらず、逃げや回避を続けてしまうことが多いのです。

 

入所後は、娘さんはスタッフや仲間との関わりを通して自己理解や成長のきっかけを掴み、徐々に心の落ち着きを取り戻していきます。

 

一方で、親御さんもLINEや電話で常にスタッフと情報を共有でき、安心してサポートの役割を果たせるようになります。

 

これまでの心労から解放され、親子で冷静に向き合えるようになるのです。

 

 

最終的には娘さんが将来を見据えた考えを持ち、自分らしさを取り戻せるようになる。

 

これは、環境の変化とスタッフ・入所者仲間の温かい関わりが大きな役割を果たします。

 

行政や病院に相談し、受診したりしたけど状況が変わらなかった方へ

 

どうか一人で抱え込まず、JECセンターへご相談ください。

 

あなたと娘さんの未来を変えるお手伝いと、最後の砦として私たちが全力で支えます。

 

 

*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。