当施設では「トータルコンディショニング(総合回復)」の一環として、宿泊中に皆さんが口にする食事をとても大切にしています。
敷地内にはJECファーム(自家農園)を設け、農園スタッフが作る新鮮な野菜をご提供しています。
3つのメリット
①暖かい手料理
入所利用者の皆さんが口にする食事内容も、安心を感じるための大事な要素です。
コンビニ弁当、インスタント食品、ファストフード、お菓子ばかりでは、本当の意味でこころは満たされません。
ファームで栽培された野菜(有機無農薬)をふんだんに使った暖かな手料理は、口にした瞬間こころに沁みます。
②旬の野菜が楽しめる
農園スタッフは、四季折々の野菜を何種類も作ってくれています。
入所利用者の皆さんは、旬の野菜が食卓に並ぶことで季節の移り変わりを楽しむことができます。
②回復のバロメーター
食事をおいしいと感じて満足感(充足感)を得るには、精神状態がある程度安定していなければなりません。
食事は回復のバロメーターであり、「おいしい!」「しあわせ!」と感じられるかどうかによってこころの回復度合いを推し量れます。
【スタッフ紹介】
農園に携わる専属スタッフと、農園で作っている野菜についてご紹介します。
<農園スタッフ>
・山崎 せい子
・山崎 晴彦
お二人は当施設で長年農園スタッフとして従事してくださっている夫婦です。
「私も体験をしてみたい」という希望をお持ちの方には、お二人に教わりながら農業体験をすることも可能です。
土いじり効果(作業効果)には、抑うつ持続時のこころのエネルギー回復効果や、単純な気分転換、労働の心地よさ、爽快感といったものを感じることもできます。
【季節の野菜】
・春野菜
春キャベツ、ビーツ、玉ねぎ、チンゲンサイ、レタス、イチゴ、ブルーベリー、つるむらさき、おかひじき、さやえんどう、蕗、みつば、ルッコラ…他。
・夏野菜
オクラ、ゴーヤ、ズッキーニ、パプリカ、ピーマン、とうもろこし、キュウリ、ナス、トマト、スイカ、メロン、モロヘイヤ、スイスチャード…他。
・秋野菜
イチジク、カボチャ、サトイモ、らっかせい…他。
・冬野菜
ほうれん草、ネギ、カブ、サツマイモ、しゅんぎく、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、大根、ターサイ、小松菜、水菜、カブ、じゃがいも、枝豆…他。