皆さん、こんにちは。
今年は歴史的に見ても「変革の年」であったように感じました。
誰も予想してなかったであろう新型ウイルスの脅威によって、私たちを含む世界中の人たちの生活様式は一変してしまいました。
至る所でアルコール消毒やマスクの着用が求められるようになり、リモート技術などの導入によって職場や学校の在り方が変化したり、飲食や観光といった業種はもちろん、医療に携わってきた人たちは何より心労の絶えない1年だったであろうことを察するとともに、感謝の念を抱きました。
しかし残念なことに、新型ウイルスの影響で多くの人たちの命が失われてしまったことも事実です。
そして今も、病床に臥せって苦しんでいる人たちがいるという現実があります。
「withコロナ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、インフルエンザウイルスなどと同様に、今後は新型コロナウイルスありきの社会としてうまく機能しないとやっていけないような「選択の時代」がスタートしたのだと思います。
また、この一年で得た様々な教訓を生かして、来年度に備える義務が我々にはあるように思われます。
私の運営する施設としても、携わっているスタッフや利用者、訪問者への徹底した衛生管理のお願いと、施設内の定期的なアルコール消毒の強化などの対策を取らせていただきました。
新聞やテレビのニュースに目を向けて見ると、ワクチンの利用開始という話も出てきましたし、全く後手に回ってしまっているというわけでもなさそうです。
最後に、忘れてはいけないことは、来年度以降の時代を支えていくのは他でもない「私たち」自身であり、個々の衛生管理や周りへの配慮、マナーを守ることで自分と家族を守っていけるのだと思います。
辛い時は人を頼り、人が困っていたら率先して助けてあげられるような時代になっていくことを願って、本年度の終わりの挨拶とさせていただきます。
株式会社JEC 代表 佐藤矢市