娘のホスト通い・風俗・推し活・パパ活とは何か
JECセンターが対応している支援対象は、主に15〜30代の女性を想定していますが、未成年・成人を問いません。
学生・無職・就労者のいずれも含み、特定の属性や立場によって限定されるものではありません。
本ページで扱う「娘のホスト通い・風俗・推し活・パパ活」とは、若い女性が特定の対人関係や金銭を介した関係性に強く依存し、生活・金銭管理・家族関係・将来設計に深刻な支障が生じている状態を指します。
本ページにおける「推し活」とは、金銭的・時間的負担が生活維持を脅かす水準に達している状態を指します。
また、「パパ活」は、恋愛感情の有無にかかわらず、金銭提供を前提とした継続的関係を含みます。
単なる嗜好や一時的な遊興ではなく、行動が長期化・固定化し、親の制止や説得が機能しなくなっているケースを想定しています。
これらの行動は、本人の意思の弱さや道徳心の欠如だけで説明できるものではありません。
多くの場合、孤立感、不安、自己価値の低さ、対等な人間関係への恐怖などが背景にあり、特定の関係性に「居場所」や「役割」を求める形で依存が形成されています。

よく見られる特徴
ホスト通い、風俗、推し活、パパ活への依存傾向が予想される時には、次のような特徴が見られます。
・金銭感覚が急激に崩れる ※例:貯金消失、売掛、借金、闇金、クレカ不正利用
・ホスト、推しなど特定の関係を最優先 ※例:家族関係希薄、学業・仕事を後回し
・嘘や隠し事が増え、事実確認が困難になる
・親が介入しようとすると強い反発や暴言、関係断絶が起きる
・「今やめたら壊れる」「この人しかいない」といった極端な認知が見られる
これらは決して本人が悪意をもって親を傷つけているわけではありません。
依存構造の中で視野が極端に狭くなっている状態として捉える必要があります。

行動の種類と重なり合い
ホスト通い、風俗、推し活、パパ活は、それぞれ別の行動に見えますが、実際には以下のように重なり合うことが少なくありません。
・ホスト通いの資金を補うために風俗やパパ活に入る
・推し活が高額化し、金銭不足からパパ活等の収入手段に移行する
・色恋関係と金銭関係の境界が曖昧になり、搾取構造から抜けられなくなる
行動の表面だけを見ると「なぜやめないのか」と感じられますが、本人にとっては生活・感情・人間関係が一体化しており、単純な中断が困難な状態に陥っています。

医療・行政との関係
これらの問題は、医療・行政・司法のいずれも本格的に介入しにくい「空白期間」に位置づけられることが多く、家庭内で問題が深刻化しやすい領域です。
これらの問題は、必ずしも精神疾患として診断されるわけではありません。
そのため医療機関では「様子見」「本人の意思を尊重」とされ、行政支援の対象からも外れてしまうケースが多くあります。
しかし、診断がつかないからといって問題が軽いわけではありません。
むしろ、医療・行政・司法のいずれも本格介入しにくい“空白期間”において、家庭内で問題が深刻化しやすいのが特徴です。

JECセンターの支援範囲
JECセンターでは、娘のホスト通い・風俗・推し活・パパ活を「やめさせる行為」そのものを目的とはしていません。
重視しているのは、行動を支えている生活環境・人間関係・家族関係を整理し、立て直すことです。
具体的には、
・入所による生活リズムと金銭管理の再構築
・第三者を交えた親子間の話し合いの場の設定
・本人の同意形成を重視した段階的な環境調整
・家族側への関わり方・距離感の整理
を通じて、本人が極端な依存関係以外の選択肢を持てる状態を目指します。

JECセンターが行わないこと
・通信環境の管理については、生活再構築を目的とした環境調整の一環として行い、懲罰を目的とするものではない
・力ずくで行動をやめさせようとしない
・本人の意思を無視した長期隔離はしない
・短期間での性格矯正や価値観の押し付けはしない
・医療行為や診断の代替行為はしていない
JECセンターは、医療や行政の代わりになる施設ではありません。
生活と関係性の調整という役割を担いながら、必要に応じて医療機関や外部支援とも連携します。

家族にとって重要な視点
親ができることには限界があります。
説得・監視・金銭制限だけで状況を好転させようとすると、親子関係が完全に断絶してしまうことも少なくありません。
第三者が介入し、家庭の外で一度関係性を整理することは、決して「負け」や「放棄」ではありません。
行き詰まった構図を変えるための現実的な選択肢の一つです。

相談・問い合わせについて
娘の行動がどの段階にあるのか、入所が必要なのか、それとも別の関わり方が適切なのかは、個別の状況によって大きく異なります。
JECセンターでは、すぐに結論を迫ることはありません。
まずは状況整理のための相談から受け付けています。


