
まさかの診断に衝撃を受ける家族
専門校を卒業し、就職できたところまでは順調に進んでいた娘さん。
しかし、職場での人間関係に行き詰ってしまって3ヵ月で退職してしまった時は、母も「この先どうなるのだろう」と不安を感じていたそうです。
母は娘が泣きながら「自分みたいな社会不適合者はいない方がいい」と呟く日々が続き、両親の心配もピークに…。
娘の姿を目の当たりにしても、どう声をかければいいのか分からず、精神科への入院を余儀なくされたといいます。
結果、娘さんには発達障害の診断が下りました。
これまで学校でも割と問題なく過ごせていたことからも、両親はショックを隠せなかったそうです。
いつまでも入院しているわけにもいかず、両親は娘の今後のために様々な支援機関を探し、疲労と不安の限界に近づいていたところだった。
「このままでは娘が壊れてしまう」そう感じながらも必死に探し続けた結果、JECセンターの存在を知り、娘さんを預けてみようと決断されたのでした。

発達障害を理解するまでの遠い道のり
「娘に変わってほしい…」
この願いは、発達障害と診断された子にとって、あまり良い影響を及ぼしません。
発達障害の子にとって必要なのは、「ありのままの特性を受け入れること」です。
変化を望むなとは言いませんが、「普通であってほしい」や「何でできないの」といった声掛けはなるべく避けてください。
発達障害について学べば学ぶほど、こうした「やっていいこと」と「すべきではないこと」が色々とわかってきます。
この家族にとって、病院へ入院するまで娘さんに特性があることを知らなかったため、失敗も多かったと聞いています。
しかし、それらの経験も含め、JECセンターで専門家と一緒に支えながら正しい知識を身に付けられていく娘さん本人と両親は、着実に成長を積まれています。

JECセンターで見つけた“娘の生きる道”
JECセンターを見つけ、退院後の行き先として入所を決断した家族は次なるステージへと進まれました。
それは、家族が一丸となって学ぶ道です。
発達障害の特性を持つ娘さんは、環境次第で負担やストレスも少なく生活を送ることができます。
周囲の理解が得られるような職場であれば、就職も可能です。
JECセンター内の生活では、スタッフが彼女を見守り、特性を丁寧に観察し、それを両親と共有して理解を深めていきます。
本人には、何が苦手で何が得意なのかを、様々な体験を通して洗い出していきます。
時には親子が揃ってテーブルを囲み、娘との対話に臨みます。
「迷惑をかけてごめんなさい」と言う娘の言葉に涙をこぼす両親。
母は泣きながら娘の手を握り、父も堪えきれず目頭を押さえていました。
娘が抱えていた孤独や不安が言葉になり、家族が同じ方向を向いた瞬間だったのです。
発達障害のある娘の問題は、自然に解決するものではありません。
しかし、専門家とともに歩むことでその仕組みを理解し、社会で生きていくためのスキルを身に付けることができます。
JECセンターでのサポートを経て、母は「もっと早く相談すべきだった」と語り、娘自身も「過去の苦しさも無駄じゃなかった」と前を向けるようになりました。
家庭内で長く苦しんだ家族が再出発できた背景には、母と父の娘を想う気持ちや決断がありました。
もし今、娘の将来が見えず不安に押しつぶされそうになっているなら、どうか一人で抱え込まないでください。
JECセンターは、家族とともに未来を切り開く準備ができています。
あなたの家庭に必要なのは、たった一つの“相談する勇気”です。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ。
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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