整形依存は徐々に始まっていく
「この顔じゃ人前には外に出られない…」
大学生の娘にそう言われ、母親は途方に暮れていました。
娘が大学に入って3ヵ月が過ぎた頃、娘が大学に行っていないという知らせを聞いた母親。
何かトラブルでも起きたのかと心配して娘のアパートを訪ねると、娘は顔を隠したまま母親の方を向くことがありませんでした。
話を聞いてみると、大学で他の生徒さんと見比べた時、自分の容姿をひどく醜く感じてしまい、家に帰ったきり学校に行けなくなってしまったのだそうです。
このままでは娘が引きこもりになってしまうと思った母は、カウンセリングを勧めますが、娘は首を縦に振りませんでした。
そんな娘の口から出た言葉が「整形したい」でした。
母親も「それで娘の気が済むなら…」と、しぶしぶ整形を許し、娘は二重整形と鼻筋の整形をすることになりました。
ところが、娘の整形はそれだけでは終わりませんでした。
最初はプチ整形くらいのものが、次第に顔にメスを入れ、骨を削り、顎、脂肪吸引と次々にエスカレート。
面影がなくなってしまうほど顔が変わり果てても、娘の整形欲は無くなりません。
母親もこの時点で既に娘は深刻な病気だと捉えており、症状について専門機関やクリニックに相談を続けていました。
依存脱出は専門家の出番
整形依存は見た目の問題として見られがちですが、経済的・心理的にも大きな負担を伴います。
ネット上には整形依存の克服体験談も散見されますが、どのケースにも言えることは“家庭内での説得は難しい”ということです。
それどころか、むしろ親子関係を悪化させてしまう可能性が高くなります。
親だってひとりの人間です。決して万能の存在ではありません。
よく知る娘さんが相手だったとしても、何でも助けてあげられるわけではありません。
そんなときに必要なのは、安心できる専門家と繋がることです。
JECセンターは、整形依存や醜形恐怖、ホスト通いなど、多様な問題行動に悩む娘さんを受け入れる民間の宿泊心理施設です。
「娘が手遅れになる前に助けたい!」と感じたとき、中立的な立場で関わりながら娘さんの心を守ります。
心理ケアに長けたスタッフが常駐し、本人の衝動を責めるのではなく、安心して感情を吐き出せる場を整えることが可能です。
これにより、親では入り込めなかった本音を引き出し、整形依存の背景にある不安や孤独を丁寧にケアしていきます。
家族の不安にも寄り添ってくれる
娘さんの整形依存問題は、親御さんの協力なくして解決できません。
そのため、JECセンターでは娘さん本人の心理休養に加え、親御さんへのサポートも重視しています。
「娘とどう向き合っていけばいいのか」「どんな言葉をかけてあげればいいのか」を理解できるよう、情報共有や面談を行います。
スタッフはまるで家族の一員のように親子の間に入り、両者の心理的な距離を縮め、不安を解消する助けとなります。
こうしたサポートにより途切れかけていた親子の会話が戻ってきたり、家庭の中で折り合いがつく道筋が見えてくるのです。
電話相談から始まる安心への一歩
娘の整形への執着は、傍から見て止めようのないものに見えるかもしれません。
「依存を止める方法は本当にあるんでしょうか?」という意見が付き物です。
また、インターネットで情報を探しても、思うような支援先が見つからないという意見も耳にします。
JECセンターはそんな不安や疑問に応え、数少ない支援の受け入れ先として全国から相談を受け付けています。
冒頭で紹介した母と娘がそうだったように、行き詰まった状況を変えるきっかけは相談を持ち掛けることで得られます。
家族と娘さんの未来を守るために、JECセンターはいつでも寄り添います。
*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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