・繰り返される問題行動に疲弊する母の心情
高校2年生のAさんは、母親の必死の心配をよそに夜遊びを繰り返し、家庭内では大声で怒鳴ったり物に当たったりするようになっていました。
母親は「このままでは娘が壊れてしまうのでは」と不安を抱え、パーソナリティ障害なのか、それともただの反抗期なのか判断できずに苦しんでいました。
家庭内での暴力が増え、母の心身も限界に近づいていたのです。
問題行動を放置すると、進学や就職への影響、さらにはトラブルや事件に巻き込まれるリスクさえあります。
娘さんの未来を守りたい一心で、親御さんは何とか解決策を探す必要に迫られていました。
このような娘さんの行動の背景には、パーソナリティ障害、不安障害、自己肯定感の欠如、友人関係や恋愛のトラブル、さらにはSNSを通じた依存的な人間関係など、多様な要因が潜んでいる可能性があります。
特に近年増加している「ホスト通い」による浪費や依存は、家庭崩壊や犯罪被害につながる危険もあり、親御さんが一人で抱え込むにはあまりに重い課題です。
だからこそ、専門的な知識と経験を持つ機関の支援が不可欠です。
JECセンターは、心理ケアに特化し、20年以上にわたりパーソナリティ障害や家庭内暴力に取り組んできた全国でも数少ない民間の入所施設であり、その延長線上として「ホスト通い」に悩む娘さんのサポートも積極的に行っています。
ある親御さんの相談をきっかけに娘さんを支援した際には、警察の事情聴取に協力しながらホスト通いを断ち切るきっかけをつかませ、本人が自立への道を歩み出した事例がありました。
保護協力やその取り組みが評価され、新宿警察署から感謝状をいただくまでに至っています。
この実績は社会的な信頼性を裏付けるだけでなく、スタッフの自信と責任感を強化し、これまで以上に充実した支援体制を整える原動力となっています。
JECセンターでは、入所によって経験豊富なスタッフが家族の一員のように寄り添い、親御さんではできなかったサポートを提供します。
本人を連れてくることが難しい場合でも、安全かつ適切な方法を助言しています。
また、施設を知りたい方には「親子体験入所」も用意されており、実際のサポートを体感できます。
入所後、娘さんは少しずつ自己理解を深め、感情をコントロールする術を学び、やがて将来を考える余裕を取り戻します。
母親もLINEや電話で常に状況を共有され、孤独な戦いから解放されるのです。
退所した娘さんは落ち着きを取り戻し、親子関係も再構築できるようになります。
「預けてよかった」と多くの親御さんが実感しており、希望を持って退所していく娘さんの姿が実際にあります。
新宿警察署からの感謝状が示すように、JECセンターのサポートは確かな成果を挙げており、その信頼性は高まる一方です。
現在、相談件数も増加していることがその証拠といえるでしょう。
もし今、娘さんの問題行動やパーソナリティ障害の疑いに悩んでいるなら、一人で抱え込まず、まずはJECセンターへご相談ください。
親子の未来を守る第一歩が、ここから始まります。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。