・「もう見ていられない」と思いながらも、踏み出せなかった親の本音
「娘が風俗で働いていることは知っていました。でも、やめてと言えば関係が壊れてしまいそうで…」。
都内に住むある母親は、涙ながらに語りました。
高校卒業後、娘は昼夜逆転の生活を繰り返し、やがて風俗にのめり込んでいきました。
心配する一方で、「本人が選んだこと」と自分に言い聞かせ、何もできずに過ごしてきたと言います。
娘を施設に預ける――それは親御さんにとって非常に大きな決断です。
「性感染症のリスクの心配」「かわいそう」「そこまでしなくても」そんな気持ちが心のどこかにある一方で、「周囲の目」「世間体」もまた、行動を止める要因になっているのが現実です。
多くの親御さんは「元の子に戻ってほしい」と願います。
しかし娘さん本人は、変わることを望んでいないことが少なくありません。
その理由は、自分の居場所が風俗の世界にしか見つからず、「戻る場所」=家庭に安心を感じていないからです。
実は、娘さんの風俗依存や非行の背景には、幼少期からの家庭環境や親子の距離感が深く関係しています。
親御さんの善意の言葉が「管理」「否定」に聞こえてしまい、娘さんはますます心を閉ざす――そうした悪循環に陥っていることが多いのです。
JECセンターは心理ケアに特化した数少ない民間の入所施設であり、当施設では、ただ娘さんをお預かりするだけではありません。
最も大切にしているのは「親御さんがまず現状を正しく知り、希望を持つこと」。
そのために私たちは「親だけでも学べる講座(当日コース5時間、または1泊2日コース)」を提供もしています。
「私にもできることがあるとわかった」「娘の気持ちが初めて理解できた」と多くの親御さんが口にされるこの講座は、風俗依存、発達障害、非行など多様な背景を持つ娘さんとの関係を見つめ直すきっかけになります。
JECセンターのスタッフは、心理ケアの専門知識を持ち、受診を拒否するお子さんや発達障害のあるお子さんへの対応にも慣れています。
娘さんが今とは違う環境で心を癒し、自分を見つめ直すための第一歩として、JECセンターへの入所はとても効果的です。
回復は一度きりではありません。
卒業後の生活でも、親御さんが接し方や距離感を見直し、「信じて見守る姿勢」を持ち続けることが、再発を防ぐカギとなります。
JECセンターでは、卒業後の相談や困りごとにも対応し、親子が安心して未来へ進めるよう継続的なサポートを行っています。
本人が来られない、または本人が来たがらない場合でも上記に記載している電話番号又はメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが行動を起こすことで状況は大きく変わるきっかけとなります。
「風俗依存の娘を救う最後の手段」――それは、親御さんが「自分にもできることがある」と気づくことから始まります。
JECセンターは、あなたと娘さんの未来に、希望の光を灯します。