「正しさ」が通じない時代に生きる娘たち

「お前はホストに騙されてる!どうしてわからないんだ?」

親が娘に向ける言葉は、どれも愛情の裏返しです。

しかし今の時代、親の示す“正しさ”がそのまま娘の“安心”にはつながらないケースが増えています。

社会全体的に人権意識が高まり、「個々の意思を尊重すべし」という価値観が浸透しました。

その結果、娘は“親の愛情”を“過干渉”や“権利の侵害”として一方的に拒絶することがあります。

親が一歩踏み込みすぎると「放っておいて」と冷たい返答をする娘に、何も言えなくなってしまう親…。

本来、自由や権利を守るための人権意識は、都合よく解釈された娘によって自論を突き通すための盾として使われ、家族の孤立を助長してしまっています。

そのため、ホストから娘を守ろうと思った親たちが、何もできずに傍観してしまっていることも少なくないのです。

「安全を守る」ことが本当の支え方

現代の娘たちは、「ものごとの正しさ」よりも「安心できる相手」を求める傾向にあります。

たとえ言葉は反抗的でも、心の奥では「誰かに守ってほしい」「理解してほしい」という願いがあります。

そこで、親がまず意識すべきは“正しい方向に導くこと”よりも、“安全な環境を確保すること”です。

たとえば、ホスト通いや夜職をしている娘を「ダメだ」と責めるのではなく、「あなたを守るために一度環境を変えてみよう」と伝えます。

ただの否定や叱責ではなく、この“安全優先”という発想こそ、人権にも配慮した親子関係再構築への第一歩となります。

娘が自分の権利を主張する時代だからこそ、「あなたの自由を尊重した上で、安心して生きていける場所を一緒に探したい」という姿勢が求められているのです。

権利を守りつつ心に寄り添う

JECセンターでは、すでに親子の信頼関係が希薄なケースにこそ積極的に介入し、専門スタッフが架け橋となっています。

スタッフはまるで家族の一員のように寄り添い、親でも引き出せなかった娘の本音に耳を傾けます。

「言いにくいけど、本当は親にもっと私のことを見てほしかった」

――そんな小さな一言を拾い上げ、親御さんと丁寧に共有していきます。

JECセンターのサポートは、心理ケアだけでなく“環境そのものを変える”ことから始まります。

静かな環境で心理的な休養を取りながら、専門のスタッフが娘さんの自己理解を深める手伝いをします。

同時に、親御さんの悩みや苦しみにも耳を傾けます。

そうすることで、親と娘の双方が「人に理解してもらう体験」を重ねていく中で、少しずつ心の距離が縮まっていきます。

“人権時代”に必要なのは「共感力」

今の若者は、“自由”や“権利”を大切にしながらも、心の奥では孤独を抱えています。

親が正論で導こうとすればするほど、娘は「自分を否定された」と感じて心を閉ざしてしまいます。

だからこそ、JECセンターでは「説得」ではなく「共感と理解」を軸にサポートしています。

娘が“安心”を取り戻すためには、行動を否定する前にまず「誰かが自分の味方でいてくれる」という実感が必要です。

JECセンターは、普通の相談窓口では拾いきれないような“心の安全”を提供する数少ない民間施設です。


親御さんと娘さんが再び向き合えるよう、心理休養・家族支援・環境調整の三方向からサポートします。


正しさよりも、安全を――。

それが、今の時代に求められる“親の新しい愛の形”なのです。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ。

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。

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