娘の自殺願望に親ももう無理、限界

 

「死にたい」とつぶやく娘の言葉に、どれだけ心が締めつけられたでしょう。

 

夜中にふと不安になり、娘の部屋をそっと覗きに行く…そんな日々を繰り返している親御さんは少なくありません。

 

けれど、どう接したらよいかわからず、「もう放っておくしかない」と思ってしまうこともあり、「もう無理、限界」を迎えているのではないでしょうか。

 

JECセンターには、自殺願望を抱える娘さんを持つ親御さんからの相談が多く寄せられています。

 

 

娘さんの背景には、家庭環境・過去のいじめ・恋愛トラブル・ホスト依存など、複雑な要因が絡み合っていることも珍しくありません。

 

しかしどのような背景があっても、最終的に娘さんを支えられるのは、親御さんだけです。

 

とはいえ、娘と離れたくない、嫌われたくない、責任を取りきれない、そうした「見えない恐怖」に怯える母親の姿も多く見てきました。

 

「自分を信じられない」「私は被害者だ」「決断すべきは娘や夫」と、自ら行動を起こすことにためらいを抱えるのは無理もありません。

 

しかし、母・父・家族が一致団結し、「救う」と覚悟を決めて動かなければ、状況は変わりません。

 

 

JECセンターは、心理を中心にホスト依存やパーソナリティ障害、自殺願望などを抱えた娘さんに特化したサポートをする数少ない民間の入所施設です。

 

まず、ホスト依存のご家族に対しては、親子の話し合い(最長2泊3日)や、パーソナリティ障害、自殺願望を抱えたご家族に対して、保護者付き添いでの体験入所(3日~1週間程度)など、家族が一緒に向き合える環境を整えています。

 

無理のない距離で、素直な気持ちや本音を伝え合い、親子の風通しを良くしていくそれが、娘さんにとっても「理解してもらえる」という小さな安心感につながります。

 

また、センターでは感情のコントロールや思考の偏りについて学ぶ機会があり、ゆったりと流れる静養環境の中で、娘さんは自由と安心を感じながら自分を見つめ直すことができます。

 

同じような悩みを持つ仲間との交流は、孤独や自尊感情の揺らぎを和らげる助けになります。

 

 

さらに、必要に応じて発達障害(ASDやADHD)やパーソナリティ障害の有無に関する意見を受けることができ、時間は必要ですが、希望があれば公認心理師による心理査定も可能です。

 

修了時には、娘さんは多くの場合、見違えるように落ち着きを取り戻しています。

 

完全に執着を絶つことは簡単ではありませんが、再発を防ぐための環境整備や接し方の見直しは、センターが共に取り組みます。

 

 

そして何より重要なのは、親御さん自身が変わることです。

 

同じ環境に戻れば、娘さんの苦しみは再燃します。

 

だからこそ、修了後も親がサポートを引き継ぎ、信じて見守る姿勢が必要です。

 

また困ったことがあれば、JECセンターは修了後も相談を受け付けています

 

どうか、もう無理、限界と感じているけど、誰にもすがれずにいる親御さん、一人で悩まずに電話やメールにてご連絡ください。

 

娘さんの命と未来を守れるのは、親御さんしかいないのです。

 

*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。

 

 

【お問い合わせ情報】
Tel:0274-62-8826(担当:佐藤)
受付時間9時~20時(年中無休)

 

 

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