「また整形したの…?」と胸がざわつく母へ

美容整形が一度きりで終わらず、次第に頻度が増えていく娘。

そのたびに「今回こそ最後」と期待しながらも、気づけば新しい予約を入れている。

そんな娘を前に、母が「もうお手上げ」と感じるのは当然です。

本人は明るく振る舞っていても、どこか焦りを帯びた目つきや、鏡を執拗にチェックする仕草に、母はふと不安を覚えます。

「なぜそこまで?」と思っても、強く聞けば拒絶され、黙っていれば依存が深まる——。

その板挟みこそ、母の心を消耗させる大きな要因なのです。

JECセンターには、美容整形依存の裏にある「自己否定」や「孤独」を抱えた娘さんを支えたいと来所される母が増えています。

外見の問題ではなく、心のSOSに気づけたこと自体が、母として最初の大切な一歩です。

様子見をしていても状況は変わらない

美容整形そのものが悪いわけではありません。

しかし「変えても変えても満足できない」「少しの欠点も許せない」という状態が続くと、そこには別の苦しさが潜んでいます。

たとえば、学校や仕事での劣等感、人間関係の傷つき体験、SNSとの比較による焦燥感。

整形は一時的に自信を与えるかもしれませんが、根っこの痛みが癒されていないと、次の施術にすがりたくなる——それが依存の仕組みです。

母が「外見なんてそのままでいいのに」と伝えても、娘さんはその言葉を素直に受け取れないことがあります。

それどころか「分かってもらえない」「どうせ否定される」と、さらに心の壁を厚くしてしまう恐れがあります。

だからといって衝突を恐れるあまり声かけもせず、様子を見ていたとしても状況が変わることはありません。


「母と娘が衝突してでも説得しろ」と言っているわけではありません。


もっとも効果的な手段は、依存の心理に長けた第三者の専門的介入を検討することです。

今動くことで娘の変化や成長につなげられる

JECセンターが重視しているのは、無理やりにでも娘さんの整形行動を止めることではありません。

まず母が抱えている恐れや混乱を整理し、親子そろって安心できる状態をつくることです。

実際に、「娘の行動を止めたいと焦るあまり、いつも私の表情は曇っていた」と語る母は少なくありません。


娘さんは、そんな母の感情を肌で感じているものです。

JECセンターでは、スタッフが母の苦しみを丁寧に聞き取ります。


「お母さんが悪かったわけではありません」と伝えた瞬間、張り詰めていた表情がやわらぎます。

そして母が落ち着きを取り戻すと、娘さんへの言葉のかけ方や接し方が自然と変わります。


結果として、母が特別に働きかけようとしなくても、娘の警戒心が少しずつ緩むことがあります。

その小さな変化が、依存の流れを止めるきっかけになり得るのです。

美容整形依存は、様子見をしていても自然におさまるものではありません。

「様子を見る」という選択が、結果として依存を深め、費用や心身の負担を増やすことに繋がることがあります。

一方、早期に専門家が入り、母の不安を整え、娘さんの心の痛みに寄り添うプロセスを開始すれば、回復までの時間は大きく短縮されます。

「もっと早く相談すればよかった」


これは、多くの母が口を揃えて言う言葉です。

どうか一人で抱え込まず、専門機関の力を使ってください。

娘の依存の連鎖は、適切なタイミングで介入すれば確実に止められます。

母がまず安心すること。それが、娘と未来を取り戻す“最短のルート”です。

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ。

元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。

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