父親の沈黙が、娘をさらに追い詰めることもある

 

「ホストに通っているらしい」「風俗で働いていると聞いた」——そんな情報を耳にしても、ある父親は何も言えませんでした。

 

母親は泣きながら訴える。「なんでこうなったの?」「どうすればいいの?」でも、父親は「男は黙って見守るもの」と言い、口を閉ざしたまま。

 

実は彼の中にも葛藤がありました。怒鳴れば傷つけてしまう。優しくすれば甘えさせてしまう。

 

娘を責めたいわけではない、でも正直、風俗やホストという世界に自分の娘が関わっている現実が受け入れられない。

 

“父親としての正解”がわからず、無言のまま時が流れていたのです。

 

 

多くの親御さんが、JECセンターへの入所をためらいます。

 

「自分の手で何とかしたい」「娘を他人に預けるなんてかわいそう」——そんな声を多く聞いてきました。

 

けれど、見逃してはいけないのは、親御さん自身が「他人の目」を気にしているという事実です。

 

娘が施設に入ったと知られたら…」「自分の子育てを否定されたようでつらい」そんな“他人本意”な気持ちが、娘さんの回復のチャンスを遅らせている場合もあります。

 

また、娘さん本人も「親の期待する回復」を望んでいないことがあります。

 

「今さら真面目に働けと言われても無理」「普通の生活なんて自分には向いてない」そんな風に投げやりになっている娘さんに必要なのは、「強制」ではなく、「心の居場所」です。

 

 

JECセンターでは、そうした娘さんたちが否定されない環境」で過ごすことができます。

 

人との関係性を見直し、自分の感情に気づき、「変わりたい」と自分で思えるようになるまで、心理ケアを重ねていきます。

 

「娘に何もしてやれなかった」と後悔している父親は少なくありません。

 

ですが、JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設ではそうした方にこそ、「親が学べる講座」への参加をおすすめしています。

 

ホスト依存や風俗勤務に至る背景には、発達障害や愛着の問題家庭内でのコミュニケーションのズレが関係していることもあります。

 

 

現状を正しく理解し、「接し方」「距離感」「信じて見守るとはどういうことか」を学ぶことで、親子の関係は必ず変わります。

 

施設に入所した後も、卒業後のサポート体制が整っており、「家に戻ってきてからが本番」とも言える継続支援があります。

 

JECセンターは、受診を拒むお子さん、発達障害のある娘さんにも対応可能です。

 

何もしないままでいる時間が、事態をさらに悪化させてしまう前に。

 

「黙って見守る」だけでは届かないメッセージがあることを、どうか知ってください。

 

本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号やメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、相談、見学、面談という行動を起こすことで状況は大きく変わるきっかけになるはずです。

 

今こそ、“父親としての学び直し”のとき。あなたの一歩が、娘さんを救う道になります。