・限界を迎えた母のSOSこそ、救いのチャンス
「もうムリ…」と感じた瞬間こそ、ホストにのめり込む娘さんを救う最初のサインです。
母親の多くは、娘との関係が壊れることへの不安、責任を取りきれない罪悪感、自分ではもう立て直せないという無力感に押しつぶされそうになりながらも、「まだ頑張れるはず」と一人で抱え続けてしまいます。
しかし、その“限界”が訪れた今こそ、支援を受け入れる準備が整った証拠です。
娘さんの問題行動は、パーソナリティ障害や発達障害(ASD、ADHD)などの背景を持つ場合もあり、家庭内だけでの対応には限界があります。
JECセンターでは、そんな“限界を迎えた母”にこそ、まず手を差し伸べます。
なぜなら、母親が救われることで、初めて娘さんへの本格的な支援が動き出すからです。
「離れたくない」「嫌われたくない」「娘や夫が動くまで自分は何もできない」——母親の心の奥底には、そんな迷いや恐れが渦巻いています。
しかし、父親が距離を置いたり、家族がバラバラなままでは、娘さんを本当の意味で支えることはできません。
JECセンターは、心理を中心にホスト依存に特化した数少ない民間の入所施設です。
4ヵ月以上の本格入所から、最長2泊3日の親子話し合い、保護者付き添い体験入所(3日〜1週間程度)まで、多様なサポートを用意しています。
経験豊富なスタッフが間に入り、親子それぞれの本音を引き出し、対話の風通しを良くしていきます。
母親が一人で抱えるのではなく、家族全体がチームとなって支援に関わる——その覚悟が、娘さんの回復に直結するのです。
施設に入所した娘さんは、日々の安心できる環境の中で、自身の感情コントロールや固執的な考え方について見つめ直していきます。
同じような悩みを抱えた仲間との交流も、孤独や不安、自尊感情の揺らぎを癒してくれます。
また、発達障害やパーソナリティ障害の特性について学ぶことで、自己理解が深まり、少しずつ落ち着きを取り戻します。
ただし、ここで大切なのは「卒業後の親の関わり方」です。
どれだけ娘さんが成長しても、家庭環境が変わらなければ再発のリスクは高まります。
JECセンターでは、親が接し方や距離感を見直し、信じて見守る姿勢を持てるよう、退所後も継続的にサポートしています。
「娘を救ってほしい」と願うのなら、まずは「母自身が救われる覚悟」から。
その一歩が、娘さんの未来を大きく変えていき、母親自身もホッとできます。
迷わず、今すぐご電話やメールにて相談ください。
*本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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