・母に対する強気な態度の裏側
ホスト依存に悩む娘さんたちは、しばしば母親に対して強気な態度を取ることがあります。
一見、娘さんの自信や主張の表れに見えるかもしれませんが、
実際には心の中に隠された不安や孤独感の裏返しです。
この強気な態度は、母親に「自分の気持ちを分かってほしい」という必死の訴えとも言えますが、
多くの場合、家庭内の緊張感を高める原因になっています。
ホスト依存の娘さんが母親の忠告や助言を拒み、強気な態度で対抗する背景には、
自分自身の心が満たされていないことが関係しています。
特に母親との関係が緊張している場合、「母の干渉は自分を否定している」という誤解が生まれやすく、
それがさらに態度を硬化させる結果につながります。
このような関係の悪化は、娘さんの心の負担を増大させ、
ホストクラブ依存のさらなる悪化を引き起こします。
娘さんが母親に対して見せる強気な態度は、
一見「助けなんていらない」と主張しているように見えますが、
実際には「助けてほしいけど、どう言えばいいかわからない」という複雑な心情が隠れています。
この矛盾する態度に気づかないまま放置すると、
娘さんはますます心を閉ざし、問題が深刻化する恐れがあります。
母親として娘さんを助けたい気持ちは自然なものです。
しかし、直接的な説得や責めるような態度は、かえって娘さんを追い詰める可能性があります。
娘さんが強気な態度を取るのは、母親の言葉に耳を傾けたくないからではなく、
「どう接すればいいのかわからない」という状態であることを理解することが重要です。
ここで、専門的なサポートが必要になります。
JECセンターは、ホスト依存心理を中心に日本で唯一の宿泊型専門施設であり、
母と娘さんの関係修復を目的とした専門的な支援を提供しています。
娘さんの強気な態度の裏にある本当の気持ちを経験者に聞くと「母親へ対しての強い思いがあり、
距離が近かったけど、良い距離感で付き合っていきたい」とい思いがあったと言います。
ホスト依存の解決は、娘さんだけでなく、家族全員で向き合うことで実現します。
JECセンターはその一歩をサポートする施設です。
「娘の態度が強硬で話し合いができない」「ホスト依存から抜け出させたい」と悩んでいる方は、
ぜひJECセンターにご相談ください。
家族だけでは解決が難しい問題も、専門のサポートを通じて、きっと光が見えてきます。
今すぐ行動を起こして、大切な娘さんを支えましょう。
＊本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士（現：施設顧問）佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
JEC心理宿泊センター 公式 Instagram
