・幼い娘がメンコンに通い続ける…親の戸惑いと不安
16歳の娘が、最近になってメンコン（メンズコンカフェ）通いを始めたと気づいたAさん。
学校にも行かず、夜遅くまで外出を繰り返す娘に、どう対応すべきか悩んでいます。
施設に預けて回復を促したいけれど、「まだ未成年だし、そんなことできるのか」と躊躇してしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
実際、親御さんは娘さんを施設に預けたがらない、またはできないのには複雑な本音があります。
「家族の問題を外に出したくない」「娘を傷つけたくない」「自分がしっかり見守らなければ」「見放したと思われたくない」という強い責任感と不安が絡み合っているのです。
娘さん本人が、親御さんが願うような回復を望んでいないことも現実には多くあります。
メンコン通いは、本人にとって現実逃避や自己肯定感を補う手段であり、親御さんの期待や説得は「自分を否定されている」と感じられることも。
親御さんは「自分の育て方が悪かったのか」と自責の念に苛まれながらも、どこかで「周囲の目を気にしている」「もっと早く何とかしたかった」という他人本意な思いも抱えています。
こうした複雑な気持ちが、親子の溝を深める要因となるのです。
娘さんの現状を理解し、正しい知識を持つことが、親御さんが娘さんの目を覚まさせるための第一歩です。
JECセンターは心理ケアに特化した全国でも数少ない民間の入所施設であり、当施設では、親御さんが学べる講座を提供しています。
当日コース（5時間）や1泊2日コースがあり、メンコン依存の背景や娘さんへの適切な接し方、回復に向けての具体策を学べます。
この講座を活用することで、親御さん自身が希望を持ち、前向きに関わる力がつくのです。
メンコン依存の回復には、娘さんが今とは違う環境に身を置くことが大変効果的です。
JECセンターでは、受診を拒否するお子さんや発達障害を持つお子さんのサポートも手厚く行っています。
環境を変えることで、娘さんは自分自身と向き合う時間が増え、心の回復が促されます。
さらに、再発防止のためには、親御さんが接し方や距離感を見直し、信じて見守る姿勢を実践することが不可欠です。
JECセンターは、こうした親御さんのサポートも継続的に行い、家族全体の安心と成長を支えています。
卒業後も、困ったことや悩みがあればいつでもご連絡ください。
本人が来られない、もしくは来たがらない場合でも上記に記載している電話番号又はメールアドレスにお問合せいただき、親御さんが決断し、行動を起こすことで状況は大きく変化するきっかけとなります。
娘さんが抱えるメンコン依存の現実を一人で抱え込まず、まずは親御さん自身が正しい知識と希望を持つことから始めてみませんか？
