追い詰められていく母と、壊れていく親子関係
娘による家庭内暴力が起きている家庭では、母が直接的な暴力に晒されていなくとも、精神的に追い込まれている状況が軽視されがちです。
「私(娘)がこうなった責任を取れ!」
「全部あんたがそうさせたんだろう!」
まるで自分のことしか考えていないような他責思考の娘に責め続けられ、母は心が限界に近づいていきます。
やがてドアを閉める音や娘の足音など、生活音にまで怯えるように深刻化してしまうこともあります。
娘は母と接する時だけ人が変わったようになり、常に怒鳴り散らすような態度を取ります。
母が「ごめんね、私が悪かったよ」と謝っても、返ってくるのは更なる罵声ばかり。
母は何度も泣き、何度も深呼吸しながら毎日を何とか踏ん張って耐えます。
「このままでは家庭は本当に壊れてしまう…」
そうした状況の一歩手前になることで、やっとJECセンターのような専門機関へ相談される母がほとんどです。
娘の横暴に孤独に耐え続けていても、状況が自然に改善することはほとんど期待できません。
関係が壊れていくスピードに対し、解決の糸口が見えないまま時間だけが過ぎてしまうことは避けなくてはなりません。

“たった一つの視点転換”で状況が変わる
こうした今にも壊れてしまいそうな家族関係の間で揺れている母に対し、JECセンターがお伝えするポイントは一つです。
それは、母に「娘の行動の裏側にある感情を見る視点」を取り戻してもらうことです。
暴力という“表に出る行動”は強烈ですが、そこばかりに意識が向いていては問題の本質は見えてきません。
その背景にある原因、つまり娘が爆発させている不満や怒りの根源である“漠然とした不安”に目を向ける必要があります。
娘は暴力を“解決手段”として選んでいるのではなく、“うまく表現できない心の叫びが形になってしまっている”場合が多いのです。
この視点を母が理解すると、不思議と暴力的行いにもそれなりの理由や道理のようなものを感じられるようになり、理解が一歩進みます。
「娘は私を憎んでいるわけではなかった」
「助けてほしいのに言葉足らずなだけだった」
そう思えたとき、母の声のかけ方や態度も少しずつ変わり始めます。
そしてその変化こそが、娘の暴力行動を弱めていく最初のポイントになるのです。

“母の変化”が引き金
母に矛先を向ける家庭内暴力の娘ほど、母に理解して欲しいと心の底から願っています。
自分で追い込んでおきながらも、悲しい表情や苦しそうな表情をする母を見ては、自身の胸を痛めていることが少なくありません。
母の表情が心の底から柔らかくなり、言葉や仕草が落ち着き始めると、娘はその変化を察知して態度に変化が生まれ始めます。
JECセンターでは、そうした理由からまず母が安心して話せる場を作り、親子の会話に向けて段階的に母の心を解きほぐしていきます。
その結果、母に対し過剰なまでの暴力性を見せていた娘が「話すくらいならいいよ…」と、しおらしい変化を見せることがあります。
サポートで関わったあるご家庭では、暴力が日常化していた娘さんが母の話し方が変わった直後から明らかに暴れる回数が減ったという話を伺ったことがあります。
毎日長時間に渡って続いていた説教がたったの30分で気が済んだり、全く無い日すら増えたと言います。
こうした現象が見られるようになったことは、娘が母から安心を感じ取り、自身の心が息を吹き返した証拠です。

今こそ変わるチャンス!
家庭内暴力は、「もう手遅れではないか」と母が感じるほど深刻に見えることがあります。
しかしJECセンターでは、母の不安を整え、娘の心を読み解くサポートを重ねることで、短期間で関係改善に至った報告例が多くあります。
全てのケースに共通していたことは、「母がひとりで抱え込まず相談を持ち掛けたこと」でした。
母の視点が一つ変わるだけで、娘の行動も母の心も動き出し、壊れかけた関係が再生に向かうことがあります。
いま苦しんでいる親子が、これ以上傷つかずに済むように。
そのための伴走者として、JECセンターはいつでも相談を受け付けています。
焦りと恐怖に押しつぶされる前に、ぜひ一度その悩みを私たちに共有してください。
いつまでも苦しい毎日を送らないためにも、親子の未来へ向けて踏み出してみませんか?

*JECセンターは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の臨床研究と回復の実績を持つ。
元臨床心理士(現:施設顧問)佐藤矢市が考案した“心理休養”に基づいたサポートを提供しています。
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