・ホスト通いの娘は一般男性は価値を見いだせない。
「普通の男性なんてつまらない」「ホストに比べたら一般男性なんて米粒以下」。
ホストクラブに通う娘さんからそんな言葉を聞いたとき、
親御さんとしてどう感じるでしょうか？
娘さんの言葉には、ホストクラブという
特異な環境がもたらした価値観の歪みが見て取れます。
ホストクラブでは、ホストたちが非日常的な接客を通じて顧客に特別感を与えます。
「君が一番」「君だけが特別」といった甘い言葉をかけられるうちに、
娘さんはその世界が「普通」だと思い込んでしまいます。
結果、現実の世界で出会う一般男性の存在は、
彼女たちにとって魅力のないものに映り、価値を見出せなくなるのです。
問題はそれだけにとどまりません。
このような歪んだ価値観は、娘さん自身の人間関係や将来のパートナー選びに
深刻な影響を及ぼします。
一般的な人間関係を築く力が弱まることで、
孤独やさらなる問題行動につながる可能性も高まります。
では、親御さんとしてどう対応すれば良いのでしょうか。
まず、感情的にならず、娘さんの価値観の背景を理解することが重要です。
ただし、「ホストクラブなんてくだらない」などと否定するだけでは逆効果です。
むしろ、娘さんはそのような発言を「自分の世界を理解してくれない」と受け取り、
ますます親子の溝が深まることもあります。
JECセンターは、全国でも唯一、ホスト依存心理を中心と宿泊型専門施設であり、
長年、経験してきた専門のスタッフが心理学マインドを通じて会話をしていき、
ホスト通いの娘さんが持つ歪んだ価値観に働きかけ、
健康的な人間関係を築けるようサポートしています。
娘さんが自分自身を見つめ直し、将来に向けてポジティブな一歩を踏み出せる環境を提供しています。
「娘をこのまま放っておいたらどうなるのか」と不安を抱える親御さんへ。
私たちは親子関係を回復し、
娘さんの新しい未来を切り拓くお手伝いをします。
どうぞお気軽にご相談ください。
＊本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士（現：施設顧問）佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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