・ホスト通いをする娘に親はもう限界
「このままでは娘が壊れてしまう…でも、どうすればいいのかわからない」。
ホスト依存に陥る娘を前に、多くの親御さんがこのような葛藤と恐怖を抱えています。
特に母親は頑張ってきたのに「嫌われたくない」「娘を手放すのが怖い」と思うあまり、自らも苦しみに巻き込まれ、身動きが取れなくなってしまい、もう限界を迎えています。
しかし、娘さんを救えるのは他の誰でもない、親御さんの行動と覚悟です。
ホスト依存は表面的な問題ではなく、根底には愛情への飢えや自尊心の低下、感情コントロールの未熟さといった深い心理的要因が隠れています。
JECセンターは、心理を中心にホスト依存に特化した数少ない民間の入所施設であり、そうした娘さんの心の叫びに寄り添い、ホスト依存という依存症の本質を理解したうえで支援を行っています。
依存症の回復には、専門的な心理ケアと同時に、親子関係の修復が欠かせません。
JECセンターでは、まずは最長2泊3日の親子話し合いや、保護者付き添いの体験入所（3日〜1週間）を通じて、親子の対話の扉を開いていきます。
娘さん自身が「自分を大切にしていい」と感じられるよう、自由で安心できる静養環境の中で、感情や思考の偏りを見直す機会を得るのです。
寂しさや孤独感、自尊感情の不安定さも、似た境遇の仲間との交流を通して癒やされていきます。
親御さんの中には、「自分は被害者だ」「娘や夫が変わるべき」と責任を外に置きたくなる方も少なくありません。
しかし、家族が一致団結しない限り、問題は根本的に解決しません。
むしろ、親御さん自身が変わることや限界を迎えた心を癒してこそ、娘さんも安心して変わることができるのです。
JECセンターでは発達障害（ASDやADHD）、パーソナリティ障害といった特性の有無についても経験豊富なスタッフが意見を述べ、時間はかかりますが、必要に応じて公認心理師による心理検査も実施しています。
修了する頃には、娘さんは落ち着きを取り戻し、以前とはまったく異なる表情を見せるようになります。
ただし、完全に執着を絶つことは簡単ではありません。
だからこそ、再発を防ぐためには、親御さんが距離感を見直し、「信じて見守る」姿勢を貫くことが必要です。
JECセンターは、修了後の親御さんのサポートも大切にしています。いつでもご相談ください。
ホスト依存からの脱却は、決して夢ではありません。
その第一歩は、「娘を救いたい」という親の想いと覚悟です。
その想いを、どうか行動に変えてください。
まずはその思いを形にする第一歩として電話やメールにてお問合せください。
頑張ってきたのに誰にもすがれず、一人で抱え、もう限界を迎えている親御さん、私たちは、その一歩を全力で支援します。
＊本コラムは、20年以上に及ぶパーソナリティ障害の回復実績を持つ
元臨床心理士（現：施設顧問）佐藤矢市が考案した”心理休養”に基づいています。
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